お花見@目黒川
沈丁花の花と桜が殆ど一緒の時期と言う年も滅多にないと思いますが、つい昨日まで鮮やかに香っていた沈丁花の匂いも桜の花の勢いにかき消されてしまったようですね。
日本人の桜に対する思い入れ、季節に咲く花にこんなに熱狂する国民もまず他にいないだろうといつも思うのですが、ひとつになれるシンボリックなものを求めているのでしょうか。そして万人のシンボルとなれるものはやっぱり、撫子の花でもなく、八咫烏(ヤタガラス)でもなく、ましてやサムライでもなかった訳です。(って言うか、侍は巷にはもういないし・・・。)(そう言う意味では3本足のカラスも・・・・。)
今年は桜が遅かったせいもあり、じらされていたような気持ちになっていた人々はこの土日どっと花見に繰り出したようです。勿論ワタシもその1人。毎年恒例になりつつある目黒川に行って来ました。今年は臨時改札まで出来ていて、本当に年々、年々大騒ぎになっているような気がします。目黒川の両岸はベンチなども殆どなく、出店が出て色々なものが売っているのですが、それを落ち着いて食べる場所もない。でも皆さん、私たちを含め、片手にビールやホットワインを持ち、片手に屋台で売られている様々な美味しいものを持ち、川の両岸をサーキットのようにぐるぐるぐるぐる廻り、時々ある橋の上で桜の接写をしたり、幾重にも重なり合う桜の奥行きをカメラにおさめている訳です。ワタシはこの目黒川の桜の写真は今まであまりにも撮りすぎていて、流石に今年はあまり触手は動きませんでした。これまでには無い感じのにしようと思ったので、敢えて夕方を待って。夕暮れ時の空は少しの間だけ、物凄く青が濃くそして綺麗な色に写る時間帯があるのですが、それは昼間の青空とはちょっと違っていて、舞台のライティングのように作り物のようであり、イタリアのフレスコ画のようであり・・・・。そんな桜の風景を撮影してみました。(って、ホントはですね、夕方から待ち合わせをして、先ずは腹ごなしとホットワインとフランクフルトとビールを呑んだり食べたりしてしまったので、そんな時間のしか撮れなくなっちゃった訳なんです。)







この後、軽く食事をして久々に VENENCIAに行きました。ここはシェリー酒を出すシェリーバーで、ちょっとした手解きとかもしてくれます。ここの牡蠣のオリーブオイル漬けが絶品で、それが食べたくて立ち寄りました。漬け込む時にシェリー酒も少し入れるようで、濃厚な牡蠣の旨味がぎゅっと凝縮されて本当におススメです。きっと下処理とかをかなり入念にしなくちゃいけないだろうから、家庭ではなかなか作れない「自家製」なんだと思います。季節は寒い寒い冬から突然桜の季節になりましたが、今年の冬は何だかとっても「冬」を堪能した気がします。そんな行く冬の〆としてのこの牡蠣のオリーブオイル漬け。いい流れです。

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by sanaegogo | 2012-04-08 00:00 | traveling in Japan | Comments(0)


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