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いつも同じ場所で
さて、先日Flickrに季節外れの桜の写真をアップいたしましたが、またまた桜が出てまいりました。本日、現像+プリントからあがって来たものです。
実験的試み、と言う事で、①部屋の片隅から出てきた買い置きしておいた古い古いフィルムで、②広角のトイカメラを使用し、③毎日毎日撮影して、みました。(ま、みなさまよくされているので、さして新しい試みではないのですが、自分としては・・・・。)
いつも仕事先の近くの写真屋さんに出しているのですが、仕上がりを取りに行ったらご主人(のおばちゃん)が何やら慌てている様子。「さなぁえさん(実際は苗字の方で呼ばれてますが)、このコダックのフィルム、もう製造してないのだったんですけど。なので、色も発色がよくなくて、写りも変なんですよ・・・・。」と不安気な様子でした。どうやら自分ちの現像とプリントがよくなかったかも、と思ったらしく、恐る恐る、そう言われました。「いえいえ、わざとですよ。このフィルム、相当古いんです。あと、カメラもトイカメラで撮ったので、こんな感じなんです。どんな感じになるかなー、と思って。わざとです。」と言ったら安心していた。「そうなのーっ! それならよかった。いつもきちんとしたのを撮ってらっしゃるから・・・・。」と。きちんとした、と言う表現が嬉しいかどうかは別として、いつもデジタルのプリントをお願いする時は、「色補正なしで」とか「ノートリで出してください。」とか、その他解ったような振りをしていっぱしの注文をつけるので、いつも技術者らしき息子さんがわざわざ別のところ(多分外階段の2階)から降りてきて、画像を確認しながら対応してくれていたりしていたのです。(数回しかないが)現像をお願いした時はいつもモノクロフィルムだったりするので、「モノクロフィルムで撮ってるんですねー。今でもこんなの売ってるんですか?」などと、このムーブメントを知らんのか?写真屋さんとしては完全に世間知らずと思われるそのおばちゃんですが、いっぱし風に誤解されると言うのは、何気に嬉しいものでした。
さて、その桜の写真。もう少し引きで撮れたらよかったんですが、これ以上下がると周りの雑多なものが入ってきてしまって。あと、もう少し緑の葉っぱが出て、樹が青々とするまで撮り続けたっかたのですが、この日以降は寝坊が続き、駆け足でバス停に向かう事に。毎朝すれ違う散歩のおじさんに、「毎朝ここで写真撮ってるねー。」なんて、会話もあったりもし、なかなか楽しかったです。
(まだまだ残ってる劣化フィルム。今度は何を撮ろうかな・・・・っと。)



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by sanaegogo | 2011-05-13 00:00 | つぶやき


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