人気ブログランキング | 話題のタグを見る
満月の夜に


満月の夜。だったのですが、残念ながらこの夜は空模様は曇天に向ってました。それでもやっぱり月明かりがとても明るい夜で、深夜に帰宅してタクシーを降りると辺りは月明かりに照らされていて・・・・。そのままそそくさとお風呂に入って寝てしまうのは惜しいので、庭に出て撮影。冬の寒さが戻ってきてた夜でしたが、月に照らされた厚い雲の動いていく風景はとても綺麗で、そしてちょっと幻想的でした。
月をよく撮ってます。これからもシリーズで撮って行きたいと思ってます。昼間の月、夕方の月、そして深夜の月。爪切りでぱちんっと切った爪の先のような三日月も撮ってみたいんですが、これはまだいいのが撮れてないんですよねー。鉤裂きの月、空の鉤裂き、いやぁ、昔の人は詩人ですねー。(満月はさしずめ、煙草の焦げ付き、と言ったところでしょうか。)
調べると今度の満月は3月20日。庭の梅の花がもうそろそろ咲き始めてますが、次の満月にはもう散ってしまってますね。梅の花の盛りと月夜と私が夜家にいる週末がぴったり合えばよいのですが・・・・・。

さて、この日は、タクシーで深夜帰宅。四谷の『くうかんぼう』で呑んでました。何でもこの『くうかんぼう』は、明日で長い(?)歴史に幕を閉じるそうで、常連さん達で同窓会のようになっていました。私はそんなに頻繁に寄っていた訳ではなかったのですが、何故か行くといつも、『よくいらしてくださってますね。いつもありがとうございます。』みたいな事を言われるので、実は不思議に思っていたのですが、この夜も、『どこか別の所でお店をするんですか?』と言う私の質問に、『もう外国に行っちゃいます。外国で暮らします。いつも来てくれてましたもんねー。ホント、スミマセン。』とまたしても言われた。誰と勘違いしてるんでしょうかね。そんな訳で、お店のキッチンではもうたいした料理を出していないようで、ご一緒した氏には何だか申し訳なかった感じです。
氏とは11月の写真展でお会いした以来だったのですが、建設的な話、展望の話、希望や疑問、あれこれ、色々話せて楽しかったです。気がつけば最寄の駅まで帰れる終電の時間はとっくに過ぎており・・・・。あぁ、やってしまった。ま、2、3回呑みに行ったと思えば気持ちの整理はつくのですが。それに2、3回呑みに行った分くらい盛り沢山で充実した話が出来たと思われるので、OKです。今度はまた違ったところにご案内いたしましょう。

38771
by sanaegogo | 2011-02-18 00:00 | お店@四谷 麹町


<< 怠惰な夜 / DERACINE... after the snowy... >>