<   2011年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧
三軒茶屋めぐり


この前ダークレスのワークショップに出かけた時、三軒茶屋の町を撮ってきました。このところ世田谷線づいているような気がします。豪徳寺に集合して、ギャラリーのある若林までぶらぶらと、散歩がてら戻りつつ、世田谷線沿いの民家を撮ってきました。街のスナップは好きでよく撮るんですが、こう言った生活地域というかガチで住宅街と言うのは初めてだったので、かなり楽しかったです。LOMOのLIFE展の記事でも書きましたが、ここら辺のお宅は、何と言うか小奇麗に素敵に、洒落た感じで住まわっている小さなお家が多いんですよね。豪邸とかではないから高い塀に囲まれている訳でもなく、玄関の前の小さな敷地に坪庭のような空間があったり、小さな庭は色々な花や背の低い木が所狭しとだけど秩序よく植えられていて、どこかイングッシュガーデン風であったり、それぞれの家の個性が通りから直ぐそこによく見えるんですよねー。
とても住みやすそうで、暮らしやすそうな町に映りましたが、実際家賃とかは高いんでしょうね。人気の街だからねー。実家に戻ってきてあっという間に1年半が過ぎてしまいましたが、だんだんだんだん、先の事もはっきり決まっていないのにまた何処かに住むとしたら・・・・、何て事をぼーっと考える今日この頃。この辺りも良いかも、と今まで自分の中になかった選択肢をひとつ仕入れたような気がしてわくわくします。茅ヶ崎からの荷物の運搬は・・・・・、129から246かしら。何故だかそんな事を妄想したりしてます。







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by sanaegogo | 2011-02-28 00:00 | traveling in Japan | Comments(2)
東京マラソン!


やって来ました、ついにこの日が!東京マラソンです。思えばあの日、JK子が東京マラソンに当選して3年越しの夢が叶ったとき、『写真撮りに来てくださいよー。』『いいよいいよー。応援に行くからねー。』と言う約束を果たす時が来ました。そして、JK子の初めての42.195kmの挑戦の日がやって来たのです。JK子も忙しい合間をぬって沢山練習を重ねてきました。そして私も練習しました。箱根駅伝で。往路・復路と2回だけね。某氏には、『絶対無謀な安請け合いだ。オレなら絶対引き受けないっ。』とおどかされつつ、カメラを構えて大手町、10km地点手前で待つ私と応援パートナー。思えば最初はハプニングに見舞われた滑り出しでした。私達は結果4箇所で待ち受けて応援したのですが、最初のこの地点、大手町ではJK子の姿を確認できず・・・・。

ポイント1:大手町
スタートまでに時間がかかって本来のスタートの時間にスタートできなかったJK子。そろそろだぞっ!と集中して待つも、5km地点の通過タイムがなかなか出ない。『左側走りますっ!』と言っていたJK子だったが、手分けして探すも確認できず。『あれっ!5kmもう通過してる!』『えっ!?この時間?じゃあ、もう行っちゃったんだ!?』突然現われた5km通過のタイムからするともうここは通ちゃったよー。慌てて浜松町に移動。何だか一抹の不安を覚え・・・・。

ポイント2 :浜松町
20kmの手前。5km、10km、15kmの通過タイムを基にやってくる時間を予測。『あ、そろそろ集中タイム!』とその時!応援パートナーが迫ってくる外国人参加者にシャッターを押せとせがまれる。しかも、なかなか押せないっ!またミスするかとひやひやしたところ、JK子を発見。なかなかの快走です。カメラには収められなかったけど、この後しっかりとカメラ目線を送ってくれてました。頑張れ!少しの間並走した応援パートナー。『速いねぇ。』と感心していました。

 
 


ポイント3 :日本橋
日本橋まで移動。ここでもまたハプニング!20kmの速報が出ないのだ。これは私達の落ち度ではないのだけど、JK子の位置が確認できない。地図を見たり、サンプリングをしたり、応援パートナーは一生懸命JK子の位置を確認しようとしてくれた。でも、実は数字と地図が弱かった。いえいえ、数字と地図が弱い「2人とも」だったのです。結果、ここではJK子は確認できず。蔵前で待つもう1人の応援パートナーから速報が入る。『もう蔵前通過だよー。』えーーーーっ!そんな・・・・。

ポイント4: 日本橋
で、道の反対側に移動。30km以降は未踏の世界だとJK子は言っていた。ちょっと心配。さっき会えなかったし、まさかのリタイア? と思いきや、今度はその元気な姿をGet! JK子はカメラに満面の笑みを送ってくれた。ここでのハプニングは、ないといえばないのだけど、この時、応援パートナーはガードレールに登り、遥か彼方を見ていて最初JK子に気がつかなかったみたい。そして私は集中タイムにも関わらず、JK子が来た時カメラのスイッチをOFFにしてました。慌てたなぁ。 正面からのアプローチの写真がないのはそんな理由。ごめんよ。 しかし、私達が地下鉄に乗って移動している間、ずっと走ってるって、すごいなぁ・・・・。

  
  

『あれーー。あっという間に行ってしまうよ~。』

42.195kmを完走してJK子さんには達成感が溢れ、そしてちょっと疲労感が滲み出ていた。 昨晩はパドックの競馬ウマのように入れ込んでいて眠れなかったそうだ。そりゃそうだろう。

応援は思っていた以上に楽しく、こんなに沢山の人が地下鉄を駆使し、あっちこっちに移動しているのを見ると、東京の街のもの凄い機動力を感じてしまう。何でも東京マラソンは、江戸の町の一番のパワースポット皇居を中心に卍(まんじ)に人を流して東京の街に気を流す意味合いがあるのだそうだ。へーーー。

まだまだレポートしたい事は沢山あるものの、JK子、本当に頑張った。お疲れ様でした。本当はもっと躍動感溢れる力走している風の写真を撮ってあげたかったけど、力量不足で申し訳ない。忘れられない思い出の1ページにしてもらえるといいなー。





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by sanaegogo | 2011-02-27 00:00 | traveling in Japan | Comments(5)
ダークレス


使用後に破棄されるのを待つアンプルの山・・・・。と言っても、怪しい集団の怪しい集会ではありません。Gallery世田谷233で行われた『ダークレス』のワークショップでの一場面です。ダークレスは簡易の現像キットで、現像液を入れた専用のフィルムケースほどの小さな容器にフィルムを入れて、くるくるくるくるくるくるくるくると。3秒間に10回まわして3回戻す。すると少しギシギシという感じで手ごたえがあるので、そうなったらまたくるくるくるくると3秒かけて10回まわす。それを2分半繰り返したら、今度は定着液を入れて再びこの3秒に10回くるくる。戻してギシギシ、そしてくるくる、を繰り返す事4分。これで現像が出来る、と言うものです。勿論その後、流水洗浄や乾燥があるのですが、これはご主人がやってくれました。私達はその間喫茶店でランチ、と言う流れで。この、くるくるくるくるの際にパトローネの隙間からフィルムに浸透して行った現像液や定着液が遠心力と毛細管現象で上に上がって行って、フィルム全体が各液に浸されていく仕組みだそうですが、なぜに戻してギシギシが必要なのかはいまひとつ判らず。もともと理科の実験好きの私。子供実験教室みたいでとっても楽しかったです。ただ、このくるくるが思いのほかキツく、きっと普段使っていないところを使ってるんでしょう、特にフィルムケースほどの小さな容器を指先だけで固定する左手が、左手の腕がじんじんとぷるぷるときました。(暗室がいらないから、『ダークレス』だそうです。なるほどね。)

ネガが出来上がる頃ギャラリーに戻り、各自自分のネガをチェック。実は自分のネガだと思って人のネガを確保していたのは私で、仕上がりが楽しみだった1枚がどう見ても、ない。そして、写した覚えのない画像が、ある。『おかしいなー。』と思ってたのですが、ネガスキャンの前に発覚。よかったです。でも流石に大きな画像にしたら自分のじゃないと判ると思うけどね。その理由は、多分豪徳寺の招き猫。全員この猫達を乱れ撮りしていたので、その画像を基に確認するとどれがどれだか判らなくなるのだ。でも、同じ招き猫でも、人によってそれぞれアプローチが違ってたりして面白かったです。(下の写真はデジタルでの撮影です、勿論。この日は、現像手法そのものがおもちゃのようなシンプルなものだったので、トイカメラ[superheadz vivitar ultra wide and slim]を持参しました。) ダークレスで現像した時の画像は改めてレポートします。作業工程がシンプルでトイちっくなので、シミやキズも仕上がりの味として大いにあり、なキットですが、珍しくシミもキズもない、『ダークレスでもここまで出来るんだ!』的な1枚が生まれたようです。(これは私に限らずこの日は全体的に上出来だったみたいです。)3枚しかプリントしなかったので、他のプリントの上がりも待って、セレクトさせていただきます。乞うご期待!
光学から化学反応、化学変化、自然物理現象と写真撮影の原点回帰のような1日でした。


豪徳寺の招き猫群。土からわっと沸いてきた、まるできのこみたいでキモチワルイ。


何の脈絡もないですが、紅梅が綺麗だったので・・・・。 豪徳寺の紅梅です。

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by sanaegogo | 2011-02-26 00:00 | art | Comments(4)
怠惰な夜 / DERACINE SWING
 


怠惰な夜。でもそれは、無気力な事ではなくて、ユルく体の力を抜いて寛ごう・・・・、と言った感じで。
DERACINE SWING 芸術祭 la paresse。行って来ました。ご参加の皆さま、そこから春のひかりは見えましたかー? この夜は寒い夜だっただけに、きっとそこはかとない温かさを感じていた事でしょうね。

DERACINE SWING 20th February 2011 live @ Gallery Conceal, Shibuya

1.雨に唄えば
2.満月の夕 (ソウル・フラワー・ユニオン)
3.猫の家出
4.ハルモニの夢
5.BONNET LAZY BLUES
6.STAR OF THE COUNTY DOWN
(アイルランド民謡)
7.流れ星
8.CARNIVAL
9.GRAFTON
10.三四郎
11.SHIAWASE HAPPY
(細野晴臣×忌野清志郎×坂本冬美(HIS))

DERACINE SWING 7
DERACINE SWING × モハメッド × TAMAKI(アナタワクセイ)× GYU

12.安里屋ユンタ (琉球民謡)
13.シディ・マンスール(チュニジア民謡)


オリジナルの曲には、何と言うんですかねー、情景があるというか、風景が見えると言うか、そんな風に感じます。それは、土手の畦道で向かい風に吹かれながら前を見て凛と立つ袴姿の三四郎であったり、冬の寒さ厳しいアイルランドの街角であったり。(オリジナルじゃないけど、アイリッシュダンスの床を踏み鳴らすステップの音とかも、聴こえて来そうでした。)きっとビジュアルの制作の方もやるお2人なので、そんな風にイメージを携えて曲に仕上がるのかも知れないですね。
これとはまた違ってモハメッド氏のチュニジア演歌(?)は、ちょっとトランス系と言うか、カルロス・サンタナを彷彿とさせるなー、なんて思いました。きっとコーランのようで何を言ってるか判らないから、でしょうね。(あ、そう言えば前回もトランスしてた”ヤバーバ”と言うフレーズは”お父さん”と言う意味だと言っていたような。定かではありませんが。お母さんじゃなくてお父さんなのがまたイスラム男性社会っぽいですなー。)(この”ヤバーバ”のフレーズがサンタナの”アミーゴ”を連想させたような気もします。単純な私の発想。)

私達の10年ちょっと前位の世代は、フォークソング全盛期。私達の世代を挟んで10歳くらい歳下のkurt氏の世代にもまたこんな風にアコースティックなサウンドが愛されていると言うのは何だか不思議です。私達が彼らの世代だったときは、エレクトリカル全盛期だった気がするなー。

空間演出はhamuちゃんです。(http://hamu.cc/

今後の活動予定は
3.13 (sun) Gallery Concealのアイルランド音楽のイベントでkurtがDJ
3.15 (tue) 高円寺 楽や デュオでライブ
彼らの世界観、空気感を是非、味わってみてください。

■ 詳しくはこちら
Deracine Swing
http://deracineswing.tumblr.com/
http://twitter.com/deracineswing

プロモーターのようになって来ました・・・・。

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by sanaegogo | 2011-02-20 00:00 | music | Comments(0)
満月の夜に


満月の夜。だったのですが、残念ながらこの夜は空模様は曇天に向ってました。それでもやっぱり月明かりがとても明るい夜で、深夜に帰宅してタクシーを降りると辺りは月明かりに照らされていて・・・・。そのままそそくさとお風呂に入って寝てしまうのは惜しいので、庭に出て撮影。冬の寒さが戻ってきてた夜でしたが、月に照らされた厚い雲の動いていく風景はとても綺麗で、そしてちょっと幻想的でした。
月をよく撮ってます。これからもシリーズで撮って行きたいと思ってます。昼間の月、夕方の月、そして深夜の月。爪切りでぱちんっと切った爪の先のような三日月も撮ってみたいんですが、これはまだいいのが撮れてないんですよねー。鉤裂きの月、空の鉤裂き、いやぁ、昔の人は詩人ですねー。(満月はさしずめ、煙草の焦げ付き、と言ったところでしょうか。)
調べると今度の満月は3月20日。庭の梅の花がもうそろそろ咲き始めてますが、次の満月にはもう散ってしまってますね。梅の花の盛りと月夜と私が夜家にいる週末がぴったり合えばよいのですが・・・・・。

さて、この日は、タクシーで深夜帰宅。四谷の『くうかんぼう』で呑んでました。何でもこの『くうかんぼう』は、明日で長い(?)歴史に幕を閉じるそうで、常連さん達で同窓会のようになっていました。私はそんなに頻繁に寄っていた訳ではなかったのですが、何故か行くといつも、『よくいらしてくださってますね。いつもありがとうございます。』みたいな事を言われるので、実は不思議に思っていたのですが、この夜も、『どこか別の所でお店をするんですか?』と言う私の質問に、『もう外国に行っちゃいます。外国で暮らします。いつも来てくれてましたもんねー。ホント、スミマセン。』とまたしても言われた。誰と勘違いしてるんでしょうかね。そんな訳で、お店のキッチンではもうたいした料理を出していないようで、ご一緒した氏には何だか申し訳なかった感じです。
氏とは11月の写真展でお会いした以来だったのですが、建設的な話、展望の話、希望や疑問、あれこれ、色々話せて楽しかったです。気がつけば最寄の駅まで帰れる終電の時間はとっくに過ぎており・・・・。あぁ、やってしまった。ま、2、3回呑みに行ったと思えば気持ちの整理はつくのですが。それに2、3回呑みに行った分くらい盛り沢山で充実した話が出来たと思われるので、OKです。今度はまた違ったところにご案内いたしましょう。

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by sanaegogo | 2011-02-18 00:00 | お店@四谷 麹町 | Comments(0)
after the snowy night


雪が降りました。予想外の日に。本当は3連休中にそのうち2日間が雪だろう、と聞いていたのですが。やけに寒いと思ったです。仕事が終わって外に出てみると、結構本格的に降っていて、横浜で架線の故障とか、点検とか言って、急停車のあと30分ほどそこに停まってしまった。架線の雪のチェックをするから電車の通電を落とします、というアナウンスと共に車内は真っ暗。暖房も消えて寒いです。車内の消灯をしたまま横浜駅に入線します、と言うアナウンスと共に真っ暗な幽霊列車のような電車は横浜駅に滑り込んで行きました。『真っ暗な電車が入って来たらビビるよなー。』と私の前に立っていたサラリーマンの二人連れは何故か嬉しそうにワクワクしてる様子で・・・・。横須賀線はポイント故障で運休になってしまい、東海道もやばい感じでした。戸塚、大船のあたり、山がちで寒いんですよー。あの辺りだけいつも雪がたっくさん降ります。
やっとこさ家に帰り着き、その日は就寝。次の朝起きていくと、カイはすでに外に遊びに出ていて、うっすら積もった雪の上に可愛い足跡を残してました。『犬は喜び庭駆け回り・・・・』とはよく言ったもんだ、と言いたいところですが、何か変な足跡だー。千鳥足?るんるんと駆け回ってるようには見えないんだけどなー。ビビリなので、心の底から『楽しいぃぃーっ!』と言うのではなくて、きっと、おっかなびっくりだったんだでしょーかねー。
またひとつ、楽しい事を知ったのかな? カイ君?





そして、足跡は、庭の隅にと消えていくのでありました。
『カイ~? 何処行っちゃったの~?』

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by sanaegogo | 2011-02-15 00:00 | つぶやき | Comments(2)
la paresse 怠惰であること。


Deracine Swing のkurt氏から芸術祭の告知が届きました。もう直ぐ春ですねー。あともう少しで啓蟄ですもの。蟲達も冷たい土の下から春の日差しに誘われて蠢き出す季節ですもの。暖かい太陽の下へと這いずり出たら、春眠暁を覚えず、暫し怠惰に・・・・・。体が少し温まるまでね。せかせかせずに、暫し怠惰にアイドリング、でしょうか。


― さなぁえさん。こんにちは。
来る20日のイベントです。芸術祭やります。
けっこう面白い人たち集まってます。
是非ぜひお越しくださいな。
あとイメージ写真もkurt撮影す。



la paresse
怠惰であること。

2月20日(日曜日)
於 渋谷Gallery Conceal
http://www.renovationplanning.co.jp/gallery_conceal/shibuya4f/
open 16:00
16:30-22:00
1,500 yen(1ドリンク込)


渋谷Gallery Concealにて、
芸術祭la pareseseを開催します。
怠惰であること。春は近いか。
そこからひかりは見えるか。
参加アーティスト達がそれぞれの表現で、
白い空間を「怠惰」に
塗りつぶす。


live: Deracine Swing×モハメッド/ momokomotion/ コンドウヒロユキ/ 勝谷元気/ 
DJs: torigoe/ nakamura/ とらやん
artworks: hamu/ b/ 松田拓実/ 吉原航平
food: Gyu(はすとばら)



kurt


『怠惰であること。』
「怠」も「惰」も見てるだけで体の力が抜けて、ユルくなってくるような気がします。
悪戯心で、"la paresese" ググってみました。結構可笑しい。 こんな感じ。




私のギャラリー中では、『怠惰』なのはこんな感じ。

「まぁまぁ、とりあえず一服・・・・」

煙草とライムとドスエキス
メキシコはロス・カボスでの思い出の1枚。



Deracine Swing
芸術祭 la paresese
ユルく集まりましょう。
ご興味のある方々、是非是非。


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by sanaegogo | 2011-02-10 00:00 | music | Comments(0)
キューピーハーフ 「サラダピザ」篇
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私はハイキーな写真が好きで、『これは失敗作では?』と思われがちなものが自分としてのお気に入りだったりするんだけど、それには理由と言うか、意図と言うか、そんなものがあって、それは、「忘れそてしまいそうで、ぎりぎり記憶に残っている消え入りそうな思い出のイメージ」とか、「ずっと覚えていたいのに、消えてなくなってしまいそうな記憶の中の情景とかを忘却に逆らって無理やり覚えておこうとしている、その情景」とか、そんなものをイメージしながら写真に納めている、と言うのがあるからです。(ちょっと解り難いですかね。)数年前に機会があって観に行った高木正勝氏の映像ライブとか、私の中のそんなイメージが物凄く顕れていて、『表現する手段と方法を自ら知ってると言うのは凄い事だ!』などと思ったものです。(とは言え、これは私の自分勝手な解釈ではあるのですが。)
以前は、夜ばっかり写真を撮っていて、たまに昼間撮影すると、絞りをぱかーっと開いた感じが好きなので、光の量をコントロール出来ずに撮れた偶然の産物だった事が多かったけど、このところは意図的に、「敢えて」そんな風に撮ってたりもしています。
こんな具合で、「古い記憶の断片」みたいなのをシリーズで撮っているのですが、最近流れているCMの中でそんなイメージ満載でとても心に残るのが、福山雅治が出ているキューピーハーフのCMの「サラダピサ」篇です。キューピーハーフおよびキューピーのCMは前から気に入っている感じのものが多かったのですが、この「サラダピザ」篇は、situationはアメリカ、カリフォルニア、60年代、古い写真、何て感じで、映像の中の色あせて褪色した感じ、オーバー気味の情景など、とても好きな感じです。

CM キューピーハーフ 「サラダピザ」篇 (← 映像見られます。)

60秒と言う短い時間の中での、福山くんが見つめる古びた写真のフレーム、ゆっくりと写真の中の情景へと目線は移って、流れるようにスローにその写真が撮られた時の情景へと変わって行く、と言うストーリーは、見るものを何だかとても懐かしい気持ちにさせて、でもそれは決して福山君自身の記憶ではなくて、その古い写真があるその家の持っている記憶が福山君の中に投影されているかのようで、何だかそれは、ちょっと昔のホラー映画のようでもあって、妄想は膨らみます。もうきっとこの女の子も黒い犬も、ずっと昔に死んでしまっているのでしょう。



映像の中の1場面。 こんな感じのノスタルジックな場面に、「庭の薔薇」は欠かせないアイテムですよね。



映像の中の1場面。 あと、棕櫚の樹も。私の中では好きなアイテムのひとつ。
もちろん、「サラダピザ」の上にトッピングされているルッコラは、だーい(大)好物、です。

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by sanaegogo | 2011-02-06 00:00 | art | Comments(2)