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レンピッカ展 ―TAMARA DE LEMPICKA el son epoque―


3月6日に始まったとは知りつつも、行こう行こうと思いつつ、大分話題になっているのでご存知の方も多いかも知れませんが、『レンピッカ展』にやっと行って来ました。彼女の経歴や素性などは公式ウェブサイト上で語られているので、ここでは触れませんが、自らとてもインパクトのある女性像であろうとして、その作品を通して、また自分自身を過度に露出する事によって、一貫したセルフ・プロデュースを通してきた彼女の人間像、その作品は、ジャック・ニコルソン、バーバラ・ストライザント、そしてマドンナや数々のセレブレティーの美術蒐集家を魅了してきました。今回展示してある作品の中にもジャック・ニコルソン蔵の作品などもあったりして、また、その全盛期の画風は、かのマドンナのVOGUE(ヴォーグ)のPVの世界にも色濃く影響を残しています。
Bunkamuraはこう言う展覧会をもっとすればいい、まさにBunkamuraらしい、「ならでは」の展覧会だと思います。公立の美術館ではないのだから、やはり世界の名立たる美術館の巨匠の名画を展示しても、いくら切り口を変えたといっても、それでは無理があるような。何故今レンピッカなのか、キュレーターの方の思い入れを感じるし、ほとんどが個人所有になっているこの作品群のアレンジなどの苦労も垣間見えて、そう言う意味でも観応えのあるレンピッカ展でした。
まず「緑」そして「白」、その重厚なグラデーション、キュビズムを彷彿とさせる力の入った不自然なポーズで画面に溢れんばかりのモデルたちのフォルム。好きな画風である人はもちろん、そうでない人の眼も釘付けにしたに違いありません。作品に力があるとは、まさにこう言う事なんでしょう。生涯を通してのストーリを網羅した内容で、全盛期と低迷期のコントラストの強さにも眼が行きました。人々から忘れ去られる事の悲しさ、寂しさ、苦悩。自己顕示が強い作風だっただけに、その心の機微みたいなものもありました。彼女は晩年復活も遂げています。全く新しく生まれ変わった故の復活ではなく、「再評価」と言う復活ではありますが、足掻き、もがき苦しんだ人生が迎えた安息の晩年だったのだと思います。

作品をいくつか・・・・。


≪緑のヴェール≫
1924年頃

緑色の深さや重厚なベールのドレープの感じがあまり再現されていませんが、これはポストカードをスキャニングした故のことと思います。オリジナルはベルベットのような質感と女性の決め細やかな肌の感じと、しっとりときちんと厚く塗られた口紅がとても印象的です。特徴的なのが、彼女の画の中のこの視線の持って行き方です。雑誌『ヴォーグ』の中のモデルであるとか、往時の映画女優の視線がこんな感じ。当時としてはとてもスタイリッシュなポージングだったのでしょう。



≪初めて聖体を拝領する少女≫
1928年

彼女の娘、キゼットを描いたものですが、白い布の描き方が素晴らしい。解説には『法悦の表情』とありました。『法悦』とは、1 仏の教えを聞き、それを信じることによって心にわく喜び。法喜。2 うっとりとするような喜び。エクスタシー。との事。娘キゼットの中に、宗教的なストイックさと女性としての悦びを同時に映し出したレンピッカらしい作品と言えます。



≪緑の服の少女≫
1930年

彼女の代表作ですが、そう言われるだけの事はあり、インパクトと存在感をはなっていました。これも娘キゼットです。(おそらく)ヘキサチーフをふんだんに使って画の表面を滑らかにしている感じが、油彩画にも関わらずグラフィックデザインのポスターのようにある種幾何学めいた描画に効果を与えている感じです。無理に体を捻じ曲げた力の籠ったポーズ、緊張した指先と眼を剥いた視線。躍動的です。



≪カラーの花束≫
1931年

折しも先日拙ブログにて、カラーの花をアップしました。私の大好きな花でもあり、緑色と白の織り成す茎から花への様子、肉厚な仏炎苞(花びらのような白い苞(ほう)の部分)など、レンピッカが好んだのも頷ける気がします。


レンピッカ展 5月9日までBunkamura ザ・ミュージアムでやってます。(遅筆ゆえ、会期残りわずかです・・・・。)

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by sanaegogo | 2010-04-30 00:00 | art | Comments(0)
AUX BACCHANALES(オーバカナル)と紀尾井町考


『桜はもう大分前に終わりにしたのでは?』
と言う声も多いかと思いますが、八重桜が今盛りを迎えています。今年は本当に雨ばかりで気温が上がらない日も多く、4月下旬を迎えようとするこの時期に八重桜がまだ残ってるなんて・・・・・。この日は久々に天気も良く、『たまの晴れ間にオープンカフェで気持ちよくランチを食べたいっ!』と言うことで、紀尾井町のAUX BACCHANALES(オーバカナル)に行って参りました。折しも清水谷公園の八重桜が満開で、バカナルのカフェテラスも普段よりも拡張して、桜にぐっと寄っている(ような気がします。) 夜も何度か来てるけど、やっぱりここはランチでゆっくりしたいですねー。可能ならばワインとか飲みながら。気持ちいいですねー。この日もそんな感じで、ランチだと言うのにえらく盛況でした。店内よりも、ちょっとしたお花見気分でテラスの方が人気で、タイミング良く最前列が廻って来そうであったにも拘らず、ちょろっとやって来たガイジンさん二人連れにどうしてそうなったのか、席を奪われ・・・・。気のせいかも知れないけど、この手のお店はガイジン優遇度と率が高いような気がしないでもない。聞いた話では、青山のデプレ(DES PRES CAFÉ)とかは、道に面しているテラス席を希望しても、必ずしもみんながそこに座ることが出来るわけではない、と言うハナシを聞いたことがあった。つまり、店のお眼鏡に適って、OKが貰えた人しか通してもらえないのであ~る。店の雰囲気をよりposhでsophisticatedな感じに仕上げてくれるお客さんが選別されるという訳らしいです。まあ、ガイジンさんに席を奪われただけで、そこまで深読みはしたくはないですが、ランチは美味しくて快適で、とてもよろしかったです。
この目の前にある清水谷公園、紀州徳川家と井伊直弼の井伊家の屋敷と接していたところの境にあった谷という事で、明治時代には大久保利通が暗殺される事件が起こった地、でもあるそうです。そう言えば、でっかい石碑があったけど、あれは大久保利通追悼の碑らしいです。清水谷公園も時々散歩をしたりしてましたが、1昨年かもっと前か、ここを潰して議員宿舎を建てるとか建てないとか言って、東京都が真っ向から反対して、もめてた事がありましたが、あれは片が付いたのでしょうか。議員宿舎なんて、馬鹿げてます。ちょっと小さいけど、東京とは思えないいい所ですよ。と言うか、こんないい所が残っている東京、なんですよ、守るべきは。東京にもこんな場所があるんだ、と言う場所を沢山残すことが出来る東京なんです、守るべきは。今度写真でも撮りに行ってみよっと。紀尾井町は何気に風情があっていいところです。昔の町並みが残されている、と言う訳ではないのですが、武家屋敷の頃から脈々受け継がれてきている武家文化みたいなものが感じられる街です。(町名の由来は、当地にかつてあった紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷の各家の文字を1文字ずつとって町名としたんだそうです。)

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by sanaegogo | 2010-04-21 00:00 | お店@四谷 麹町 | Comments(0)
アイスランドの大噴火
ある日、IGちゃんから携帯にメールをもらった。

>〓お久しぶりです、IGです。
ついにグラナダの王宮にたどり着きました〓
IG

(〓: ご存知、携帯の絵文字ですが・・・・。)

>IGちゃんっ!素敵っ!(*^^*)アルハンブラに着いたのねっ!(;o;)イスラムのアラベスク、素晴らしい?ああ、私も行きたひ・・・・。マラガにも立ち寄るのかしら・・・・。(T_T)
さなぁえ/378


>〓今回は、母の反対が強く、バルセロナ、コルドバ、グラナダ、マドリッドの4都市を巡ってます。
イスラム文化は、とてもエキゾチックで素敵です。道端にいるジプシーは、ちょっと怖いですけど。ではまた、お便りします。
IG〓

>ジプシー・・・・、気をつけてね。(^o^;) お財布もご用心だけど、ハートも盗まれないようにねっ!〓 (爆)
さなぁえ/378



そんな会話をしていたら、アイスランドで大噴火。始めはヒースローだけだったけど、そのうちどんどんとヨーロッパ各地の空港が閉鎖になり・・・・・。ふと、IGの事が頭によぎり、メールしてみた。

>アイスランドの火山爆発〓でヨーロッパの空の便が乱れてると言うが、ダイジョブですか~?(^o^;)
さなぁえ/378

>〓そうなんですよー〓
昨日はヨーロッパ中、飛行機が飛ばなかったようです。私は火曜日のフライトなのですが、帰れるのかどうか・・。まぁ、なるようにしかなりませんわぁ〓
IG

>Let it be、ですな。そん時はカヴァでも呑んでゆっくりして来きんさい・・・・。(^o^)お気をつけてねー。
さなぁえ/378

>はい、どうしようもないので、そうします!今日は、ピカソのゲルニカを拝見してきました!凄い迫力でした。さなぁえさん、メールありがとうございます!心強いです!
IG〓


今は海外にいる人の携帯アドレスも繋がっちゃうんだから、いやはや、世界は狭くなったもんです。
そう言えば、白耳義にいる奴らはどんな感じなんだろう、と思い、Saint平のブログを覗いてみると、やはりその話題が出ていた。

>chaaaacoさん
(中略)
ところで、そちらはアイスランドの火山灰の影響はいかがですか?
こちらはバルコニーにも灰が、うっすら積もっています。

(ヨーロッパのどちらか在住の方からのコメント。)

>Apfelさん
(中略)
灰は、まったく。
昨日曇ったくらいですww
チューリッヒは空港閉鎖してないので、上空は問題ないみたいですね。
ヒースロー、スキポール、ブリュッセル、シャルル・ドゴールもクローズみたいですよ。
結構旅行者は大変そうですね。

(いっぱしの語り口である。)

そこにワタシが割って入る・・・・。

>chaaaacoさん
全く関係ない(でもないが)コメントで恐縮ですが、
IGちゃん、現在自分探しの旅でグラナダあたりを放浪中。
火曜日のフライトで帰国と言っていたが、
噴火騒ぎで足止めを喰らってるかも・・・・・。
スペインの方角に向かって励ましてあげてね。

>さなぁえさん
うえーーーーーーっ、、、。
それは、けっこうきついかも。
しかもなんでグラナダ、、、とにかく渋い(笑)
旅行先でこうゆうトラブル、結構神経遣いますからね。
ちょっと心配ですね。

・・・・・・・・・・。

今、外に出てお祈りしました。
が、上の家が大音量で音楽流しててかなりイラッときてます。


アイスランドの大噴火が契機となり、白耳義、西班牙、日本で繰り広げられる奇妙なコレスポンデンス。足立区、世田谷区、茅ヶ崎市でメールやりとりしてるのと、感覚的には何ら変わらずで・・・・・。
当のIGがこの日、無事に機上の人になれたかどうか。彼女の行方は未だ、未確認で。 メールしてみよっと。

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by sanaegogo | 2010-04-20 00:00 | つぶやき | Comments(12)
Taylor Deupree @ NADiff Gallery [テイラー・デュプリー]




NADiff GALLERY
UNSEEN
Taylor Deupree Photo Exhibition at NADiff Gallery
4.15 [thu]―25 [sun] 12:00―20:00 Entrance Free

『12kは数少ない米国のエレクトロニカ系レーベルのなかで、飛び抜けてセンスのよいレーベルです。
12kの主宰であるテイラー・デュプリーは、サウンド・アーティストであり、グラフィックデザイナーであり、写真家でもあり、自身が12kのCDのアートワークを手がけていて、まさに音とアートの比重が半々の、きわめて現代的なアーティストです。
坂本 龍一』

(excerpt from Nadiff Website)





エレクトロニカ、ミニマル・ミュージック、アンビエントと呼ばれる音楽ジャンルの先駆けであり、グラフィックデザイナー、写真家でもあるテイラー・デュプリーの写真展です。と言っても私自身、『エレクトロニカ』と言うジャンルがあると知ったのは最近の事。最近はエレクトロニカにハマッていると言う友人のiPodを聴かせてもらって、『これって、ミニマルとかアンビエントとかじゃないの?』『そうそう、そうも言う・・・・』と言う会話をしたのを覚えてます。(ワタシの中でアンビエントっぽい、と言えば、ホットヨガのスタジオでいつも流れている感じ・・・。) テイラー・デュプリーが撮りためていた日常のポラロイドや劣化したフィルムで撮影された心象風景のような劣化した現実風景が展示されています。個人的に『劣化した記憶の中の風景』とか『薄れる記憶を掘り起こした中に浮かび上がる情景』『記憶の風化』みたいなものにとても惹かれていて、壁いっぱいに並べられたポラロイドの数々にはとてもインスパイアされました。無意味なもの無機質なものにイレギュラーな変化が加えられて、観る者の中に意味有り気に感じられたり、有機的な感情を呼び起こされたり、年月をかけた化学変化は観る側に一瞬にして化学変化を起こし、つい近年の情景であるのに、切なさや心の底にある懐かしさのようなものを感じさせてくれます。そんな世界観、空気感に年月と言うフィルターをかける事に勝るものはないのでしょうか。今すぐにそんな情景を描き出したいとしても、時間が経つのを待つしかないんでしょうか。
NADiffでは、デュプリーのレーベル12kのCDのプロモーションもしていて、ギャラリーには柔らかな透明感のある、そして、春の暖かい日ではありましたが、冬の張り詰めて澄んだ空気を思わせるサウンドで満たされてました。






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by sanaegogo | 2010-04-18 00:00 | art | Comments(0)
浜見平の桜で終わり


自宅の近所の浜見平に桜の並木があって、最近はネットで穴場のスポットとしても検索に引っかかるほど人気が高まっているらしい。都内はもちろんの事、横浜とか色々なところの桜を撮ってきましたが、そう言えば身近にもあんなところが・・・・、と、良く晴れた日曜日の今日、散歩してきました。思えば雨だったり曇りだったり、日曜日は電車に揺られて毎週渋谷まで出掛けていたこともあり、久しぶりに地元でゆっくり過ごす良く晴れた爽やかな日曜日です。もう大分葉桜になってしまっていたけど、こりゃー、花の盛りの時はさぞかし見事だったろうな。去年か一昨年か、地元の中学校の時の友人に、『浜見平で花見をしているから、暇だったらおいでー。』とメールをもらった事があったな。そん時は横浜に住んでたので、そのままスルーしてしまったけど、多分盛りの頃はそんな同窓会のような花見会がそこかしこで行われていたに違いない。女子も男子も、結婚して家庭を持ってマイホームを購入とか、子育てとなると、都内で働いてても茅ヶ崎に戻ってくる小中高の同窓生のなんと多いことか!物凄いリピーター(と言うのか解りませんが)の数だと思う。暖かいし、長閑だし、田舎ではあるけれど都内は通学通勤圏だし、海は近いし、箱根や伊豆もすぐそこ・・・。ホント、いいところに生まれ育った、と両親に感謝。ここ、茅ヶ崎の都会度と田舎度の混じり具合は本当に絶妙だと思います。
もう大分昔の話ですが、浦和・大宮・与野が合併してさいたま市になりましたが、同じような動きがこの辺にもありました。平塚市・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町・大磯町・二宮町を『湘南市』にしようと言う一部の意見があったのですが、茅ヶ崎だけでなく藤沢も辻堂も寒川も大磯も、それぞれがそれぞれの少しずつ違った文化を持っているので、合併することに抵抗があったのですねー。なので、埼玉県としては結構知名度の高く伝統があると思われる、浦和・大宮・与野がそれぞれの名前を捨ててさいたま市にあっさりと落ち着いてしまったのには、少なからず驚いたもんです。
と、ハナシは妙なところに反れましたが、浜見平の桜で、今年の桜はお仕舞いになりそうです。

flickrにも少し桜をアップしました。( click! → )
桜は終わり行く春の喧騒を惜しむかのように・・・・。




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by sanaegogo | 2010-04-11 00:00 | つぶやき | Comments(0)
モノポール(monopole)


(あぁ、この感じが、甚く好きになってしまった。 味をしめて再び・・・・。)

実は火曜日には、夜桜見物もしていた。再び目黒川へ。天気予報は今週も雨がち、貴重な晴れの日を逃すまいと先日の土曜の昼間にも負けず劣らずの人手でした。
この日のお店はモノポール(monopole)。カウンターとあと数席しかないコジンマリしたお店です。中目黒の川沿い、それも駒沢通りの向こうのお花見の喧騒からは離れた住宅街の中にあります。お目当ては、カマンベールチーズをホールのままじっくりとグリルして、とろとろになったチーズにブロッコリ、ポテトそれにバケットなどを絡ませて食すカマンベールのチーズフォンデュ 。美味しかったですよー。他のお皿が比較的空いてきた頃、最後にオーダーしたんですが、焼きあがって出てくるタイミングが丁度良かったです。


(写真は、ELLEの食べ歩き日記のELLEさんからお借りしました。)


アルゼンチンの赤ワインを呑みながら、ベストマッチな組み合わせで、丁度よい感じ。周りに残ったちょっと芳ばしくなったチーズも、これはこれで。 フォークで削ぎとってぺろりと平らげてしまいました。モノポールのお料理はとても素朴で、寛いだ雰囲気にぴったりとした感じ。
今日はこの他に、
● オリジナルのピクルス

● 葱味噌ソースかけたアスパラガスのグリル

● 生ハムとルッコラ

● バーニャカウダ (← このバーニャカウダソースも美味しかったなー。)

お腹の満たされ具合も丁度良かったです。
ワインのリストはない、と言うことで、赤か白かを告げるとご主人が目の前にぽんぽんぽんと5本並べてくれた。『これは何の順番ですか?』と尋ねると、価格とのこと。価格帯のレンジも丁度いい感じ。 イタリア・アルゼンチン・フランス(の何処だったか忘れちゃいましたが)・ニュージーランド・カリフォルニアと並び、我々はアルゼンチンをチョイス。2人で1本。これも丁度良かったです。ゆっくりとしたペースで寛ぎながら急がせることなく、おしゃべりをしながら時間を過ごさせてくれる、そう、モノポールは、何もかもが「丁度良い」感じの素敵なお店でした。ほろ酔い加減も丁度良く(しつこい?)、楽しい中目の夜でした。

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by sanaegogo | 2010-04-07 00:00 | お店@恵比寿 中目黒 | Comments(0)
四谷見附の桜 満開


月曜日は冷たい冷たい雨が降っていて、週が明けたら四谷見附(上智大学の横のお堀)の桜を撮りに行こうと思っていたのに、気持ちが焦る。『またこの風で散っちゃうよー。』と。月曜日は諦め、とてもよいお天気になった本日、「青い空と桜」を狙いに行って来ました。毎日毎日本当に天気が目まぐるしく変わる。4月っていつもこんなんだっけか?



ここ四谷見附の桜もなかなか絶景で、付近の会社員や新入学や新勧に繰り出した学生たちも朝な昼な(夕な)に桜を楽しみにやってくる。お決まりのブルーシートも四谷・麹町・赤坂と言う土地柄か、何故か酒まみれのぐっちゃとした感じがなくて、いたってきちんとしている感じ。実際に夜に花見をしている人を見たことはないけど、ビール・日本酒の一気飲みと言うよりは、ビールが済んだらワイン片手に・・・・、なんて雰囲気な感じが想像できるから面白い。そう、花見の名所は色々あるけど、訪れる人々(客層)はその土地土地によってずいぶん違うもんだ。昨年千鳥が淵に行ったときは、休日(土曜日)だったこともあるけど、かなり年齢層の高いご夫婦や初老の主婦団体とかが沢山来ていた。横浜の山手公園とかはカップルかガイジンさん。隅田川には大砲のようなレンズを付けたカメラマニアが川岸に三脚をずらっと並べていたりする。ここ四谷の昼時は、みなそこら辺で買ってきたランチボックスを思い思いの場所で食べながら、きっと、『あぁ、今ビールが呑みたい・・・・』などと思いながら桜を楽しんでいました。












土手の下のこの位置からだとちょっと逆光気味かな。桜の色、イマイチ。





あ・・・・っ。 前言撤回。 いいちこ、JINROが見えますね。 焼酎、なんですね。 ここも・・・・。





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by sanaegogo | 2010-04-06 00:00 | traveling in Japan | Comments(0)
カラー (calla)


今日は最後の授業となりました。10月から通い始めて半年、いよいよ今日で一旦修了です。この後4月の終わりからアドバンスに通う人、撮影のプロコースに行く人、色々です。学校は楽しかったんですが、毎週毎週日曜日と言うのはちょっとキツかったかな。隔週くらいが本当はいいような気がするんですが、反面、半年間集中的に色々習得出来たのは良かったかなと思います。隔週とかだとダレちゃうのかも知れませんねー。

さて、渋谷に出掛ける前、庭のカラーの花が咲いたので、撮影。桜ばっかりでは飽きが来るかと思い・・・・。それにしても不思議な花です。サトイモ科の花で学名はザンテデスキア(Zantedeschia)。和名は阿蘭陀海芋(オランダカイウ)。この熱帯系の肉厚な花や植物が結構好きで、アンセリウムやスパティフィラム、花ではないけれどモンステラなど。ここ数日話題に出ている『桜を愛でる気持ち』とは完全に相反している矛盾した好みのような気もするけど、ワタシは時々、このような両極端な嗜好を持っている事がある。
カラーはやっぱり、ぐっと寄って撮るのが良く似合ってる花だと思う。黄色い雄しべか雌しべのように見える部分が花で、大きなケープのように周りを覆っている白い部分は、仏炎苞というところらしい。寄って覗くと、まるで、白い砂の台地の未知の惑星に初めて降り立った宇宙飛行士のようにも見える。

さてさて、昼食を済ませて、ちょっと休んで、渋谷に出掛けるとしますか。今日は最終日なので打上です。いつも学校が終わってから呑み始めるので、17:30くらいから呑み始めますが、早っ!







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by sanaegogo | 2010-04-04 00:00 | つぶやき | Comments(0)
宵桜


全く期待していなかったのですが、良くみたら結構いい感じだったので。夜に浮かび上がる桜です。夜桜は街灯の色(と言うか、光の種類)にかなり左右されてしまうので、残念な結果に終わることが多かったんですが、ま、相変わらず「偶然って素晴らしい!」と言う1枚であるかな、と思います。宵闇と桜。妖艶な感じもなかなかいいもんですね。清らかだったり艶めいていたり、見る時々によって色々な表情で魅せてくれます。

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by sanaegogo | 2010-04-03 00:00 | art | Comments(4)
アートフェア東京 [ART FAIR TOKYO] 2010


今年もまた、アートフェア東京(ART FAIR TOKYO)に行ってきました。今年の開催は4月2日から4日まで。たった3日間なんて、フェアとしてはちょっと短すぎないだろうか、と思いますが、ご本家のアート・バーゼルも4日間くらいしか開催されてないことを改めて認識すると、そんなものなのかな、と思うわけです。今回で遊びに来たのは3回目。1回目は代官山AITでもらったご招待券で、昨年は街撮り撮影講習でご一緒した小澤さんの職場の優待券で。今回は何もツテがないので自腹で入りました。印象的には、『何となく@1,500.-は高いかな。』とも思ったけど、未来の大家へのdonationと思えば何となく気持ちも清々しいものです。
最近思うのですが、コンテンポラリーに関しては、美術館よりギャラリーの方が、私は好きかも知れないです。作家を世に送り出そうとするギャラリストの熱意も感じるし、作品そのものをぱっと観た時の印象の持ち方も、「好き」とか「あまり好きではない」とか、「妙に魅かれる」とか「全然響いて来ない」とか、作品そのものに気持ちがダイレクトにジャッジできる気がするから。ありがちなコジツケめいたところが無きにしも非ずな“括り”でくくられていなくて、上から目線のように聞えがちな(評論とはそう言うものかとも思いますが)解説とかがない分、ダイレクトに作品の印象を持つ事が出来て、つい目が行ったのが腑に落ちると言うか、そう言う感じです。美術館で評論・研究されるにはまだ作品としての熟成が足りないような・・・・、そんな風に思います。淘汰される前に世代の粋を集めたかのような扱われ方をしてしまうには、時期尚早なのかな、と言ったところも否めません。
そんな成り行きのストーリー展開なので、会場を回った中で印象に残った作品をいくつか・・・・。




ARTÊRIAと言うカナダのギャラリーの前に展示されていたポートレート。写真のプリントワークなのかペイントなのかは不明。1枚だけだとこのちょっと異様なhauntedっぽい迫力は味わえないと思います。ブースの外壁に6枚連続で並べて展示してありました。






これは、 The Third Gallery Ayaにあった、城林希里香さんの写真。超ハイキーなところがとても好みの感じ。一頻り眺めているとギャラリーの方が話しかけてくれた。『城林さんはアメリカを拠点にして活動している作家さんなんですが、色々な場所の海に出かけて水平線を撮る事によって世界の繋がりを表現しているんです。』と教えてくれた。こんな事もギャラリーならでは、の事だと思います。『これは、フィルムですか?プリントワークでこの感じを出してるんですか?』と尋ねると、オーバー気味に撮ってはいるが、最後はプリントで仕上げるのだそうです。意図的に段階を踏んでここまで出来るのはやっぱり、凄いですね。“忘れそうだけど、忘れたくないから、目をぎゅっと瞑って記憶の底から呼び起こして来たような風景”そんなイメージですね。




eitoeikoは、相川勝氏のワールド炸裂だったブース。70~80年代位のアルバムのCDジャケットを手描きで精巧に模写している。盤面まで模写していて、おまけに中身は自分で唄ってカバーした録音を入れてあるそうだ。これは、かなり楽しかった。彼が選んだ珠玉作のアルバムのラインアップを眺めていると、彼自身の人間像(と言うと大袈裟ですが)みたいなものも見えてくるから、自己表現として面白いアピール、アプローチだと思います。相川 勝のWebsite



で作品を観ることが出来るようなので、是非。

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by sanaegogo | 2010-04-02 00:00 | art | Comments(0)