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海沿いにはコンバーチブルが良く似合う


今日は春のように麗らかな1日でした。また明日から寒くなるそうですが、2月に入ると寒い日がありながらも、確実に春に向かって行くんでしょう。茅ヶ崎駅まで出る時、バスを使うんですが、昔はこのバスが嫌で嫌で・・・・。バスに乗らなくても家に帰れるところに住みたくて、茅ヶ崎は好きなんだけど、家を出ることを考えてました。横浜から戻ってきた時、自分自身が時間に余裕のある生活になっていた事もあるけど、以前ほどバスを利用するのが嫌じゃなくなりました。むしろこんな風に海を見ながら134号線を通って駅までいける事がとても贅沢な事なんじゃないかと。(最寄のバス停からは134号線と1号線を通っていくバスルートが利用できます。) 遅くなった時などは、30分次のバスを待つよりは散歩のつもりで30分弱の道のりを歩いて家に帰る事も厭わなくなりました。気持ちの持ち様とそれを受け入れる気持ちのゆとりがあれば、それまで許せないほど嫌だったことも何と言うこともなく感じてくるものなんですね。そんな感じで、バスの車窓から見たオープンカーで気持ちよさそうにドライブしているおじさんです。日曜日、渋谷まで通ってますが、家から直接行く時はいつも湘南新宿ラインで1本で。それに乗るために丁度いいバスは、茅ヶ崎37系統西浜まわり茅ヶ崎駅南口駅行きで、いつもそれに乗って、海を眺めながら駅まで行きます。今日は心なしか、いつもより散歩の人、自転車の人が多い気がします。気持ち良い暖かさですもんね。でもちょっとコンバーチブルは気が早いんじゃないのかい?とも思いましたが、おじさんはとても気持ちよさそうでした。
渋谷の学校は楽しくなってきました。学校ではとにかくフラットで自然な状態で仕上げることを旨としているので、ここではちょっと遊び心を持って。モノクロの写真に後から水彩で着色した写真。あれが好きで、そんな感じに仕上げたかったのですが、もうひと頑張り、かな。

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by sanaegogo | 2010-01-31 00:00 | つぶやき | Comments(6)
ROYAL PALACEのジャワイアンポテト
ROYAL PALACE のジャワイアンポテトは絶品でした。恵比寿の反対側にあるTSUNAMIには行ったことがあるんだけど、その時はこれはチョイスしなかったのね。この日催されたこの宴席に遅れて到着した私たちは、既に到着して飲み始めていた先駆け隊がオーダーしていたこのジャワイアンポテトを、店に着いてまだ自分達の飲み物も来ないうちから『美味い!美味い!』とあっという間に平らげてしまい、おかわりまでしてしまいました。その傍若無人な2人の振舞いに、半ばあっけにとられた感もありますが、『もう一回頼む?』と・・・・。カリカリに揚げたポテトにサワークリームとマンゴーのチャツネにピリ辛を加えたソースが添えてあって、絶妙でした。またこれを食べに行きたくなっちゃうほどの衝撃的な美味しさです。ジャワイアンとは、ジャワとハワイのミックスの意味だそうですが、冷たいビールに実に良く合います。
と、いきなり何を、と言う話の導入でしたが、ROYAL PALACEはTSUNAMIのカジュアルな感じとはまた違って、落ち着いた雰囲気の店で、来ているお客さんも会社帰りのサラリーマン、OL風の人が多かったかな。話に夢中になって、店の中の様子もそんなにつぶさに観察できなかったんだけど、美味しいです、ここ。(ま、ハワイアンフード自体、好みが分かれるところではありますが。)
何の話にそんなに夢中になっていたかと言うと、それぞれの近況報告も然ることながら、何故か話の成り行き上、『宇宙戦艦ヤマト』について語るハメに・・・・。今度実写でやるみたいですね。古代くんは木村拓哉だという噂を聞きましたが、サイテーです。駄目です。ヤマト世代の私とyokoichiさんが最初色々ストーリなどを説明していたのですが、仕舞には私がプレゼンするような形になってしまい、『さなぁえさん、意外にアニメ好きなのね。』と。子供時代、わりと好きであったのは否定しませんが、男性のyokoichiさん(私と1歳違い)より記憶がキョーレツと言うのも如何なものか、と思いながらも、怒涛のように話してしまったような気がする。でも、子供心に納得しながら見ていたけど、今になって色々と判らないこと、腑に落ちないことを見過ごしてきたのに気づいた事もまた新しい発見でした。何でガミラス星人はヤマトをあんなにまで執拗に攻撃したのか、とか、どうしてイスカンダルに放射能除去装置があると言う情報を得たのか、とか、地球防衛軍がどうして日本人だけで構成されているのか、その経緯は、とか、海に沈んだ旧日本軍の戦艦大和を海底で改造して宇宙戦艦にしたんだけど、戦艦大和は太平洋の真ん中に沈んだんじゃないのか、とか、諸々。話しているうちに質問されると肝心なところは承知しておらず、子供の心の納得の仕方って、本当に大雑把なんですねぇ。果ては、キャプテン・ハーロックの話や、彼の親友(トチロー)が鉄郎のお父さん説があるだとか、松本零士ワールドの相関関係までに話は及び・・・・。トチローの恋人の名前が思い出せず、気になっていたけど、突然思い出しました。クイーン・エメラルダスです。これで脳のシナプスがまたつながった感じ。ささやかなAHA体験です。意外な話で意外にも熱くなってしまった訳ですが、別にどうでもいい話でも掘り下げて話しちゃうような話題の展開と、そんな場の雰囲気になれることが、私は割りと好きなのです。そんなバッファーをいつまでも持ち続けているようでありたいと思ったりしたのでした。
(上記、考証はしてないので、悪しからず・・・・。)


≪2003 September Big Island/Hawaii≫



≪2003 September Big Island/Hawaii≫


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by sanaegogo | 2010-01-28 00:00 | お店@恵比寿 中目黒 | Comments(0)
Dr. パルナサスの鏡 ―The Imaginarium of Doctor Parnassus―


"The Imaginarium of Doctor Parnassus" 観て来ましたよ~。期せずして、全く意図してなかったんですが、初日に映画を観たのなんて・・・・・、ん~、思い出せない、初めてかも。と言うことで、ここでストーリーについてあまり触れてしまうと、ネタバレになって非難を受けると言うことに気づき・・・・。『あり』か『なし』で言えば、私は『あり』。『好き』か『嫌い』かで言えば、私は『好き』です。過去ログのどこかで触れたような気がしますが、個人的にはあまり甘いファンタジーがキツ過ぎるのは好みでないので、しかしながら、割と歪んだファンタジー好き、と言う意味では、おぞましく、竹箆(しっぺ)返しを受け、手酷い仕打ちを受ける、(Mr. DERACINEの言葉を借りれば)毒のあるストーリーでありながら、映像はどこまでも美しい、そんな世界観がとてもよかったです。ヒース・レジャーだし、これを観た後、『The Brothers Grimm』も観てみたかったな、と今更ながらに思いました。大道芸やドサ廻りの旅芸人、見世物小屋と言う世界の何か陰に籠った雰囲気も物語の重要なエッセンスだったと思います。現実の世界の埃臭さ、煤けた薄汚い感じとImaginariumの深い内部、奥底の澄みきったいかにも非現実的な幻想のコントラストも見事で、とても観応えがありました。
ちょっと風邪気味のような気がして、今発熱する訳にはいかない事情の私は、葛根湯を飲んで出かけたのですが、(葛根湯って眠くなるんでしょうか)、突然の物凄い睡魔に襲われた一瞬があったんだけど、その時まさにジョニー・デップが登場し、そのささやき声にたちまち眠気は吹っ飛び、そしてうっとり。ヒース・レジャーが逝ってしまった後、ジョニー・デップ、ジュード・ロウと言う豪華メンバー(敢えてコリン・ファレルは外してみました。)で、皆さん互いになんら遜色ないほどオーラを出していましたが、やはり、ジョニー・デップは声が素敵なんですよねぇ・・・・・。あの少し空気を振動させるような囁きVoice。短かったけれども、ジョニー・デップのスクリーンでの存在感は凄かったです。あぁ、囁かれてみたい・・・・。
テリー・ギリアム作品は、これで3作目でした。私の観た過去2作は、未来世紀ブラジル Brazil (1985)と12モンキーズ Twelve Monkeys (1996)。フィッシャー・キング The Fisher King (1991)は観に行こうと思って観逃してるのを今知りました。あれもテリー・ギリアムだったんですね。
ヒース追悼の意味も込めて、『観に行かれるべし』です。

全く余談ですが、
私の周囲では、
このジュード・ロウ、
『春日』みたい・・・・、
ともっぱらの評判です。


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by sanaegogo | 2010-01-24 00:00 | movie | Comments(4)
テーマは 「気配(けはい)」


≪2009 December Yokohama≫


昨年に続き、west_riverさんからお葉書をいただいて、ピンターズ・フォトクラブの写真展に行ってきました。今回のテーマは『気配(けはい)』。とてもソソラレる響きだと思います。グループの皆さんは毎回お題を与えられて、テーマに合わせて撮りおろしたり今までの作品の中から「これだ!」と感じたものを出展するそうですが、出展する側だとしても、観に行く側でも、どちらだとしても、とてもソソラレるテーマだと思います。なので、『どんな写真が観られるのか。』と言うのと同時に『自分だったらどんなのを出すのかな。』などと。『気配(けはい)』・・・・・。う~ん、いいですねぇ。
被写体の醸し出す気配、フレームの中に潜む目には見えないものの気配、写真に顕れる撮る人の気配、いろいろな表現の気配がありましたが、さて、west_riverさんはどんなのを出しているのかな、と思ってたけど、やはりやはり、期待を裏切りませんでした。私どもはwest_riverさんの事を勝手に『影のwest_river』と呼んでいて、巧みに影を捕らえるのに技と感性を感じるのですが、この日出展されていた写真も“殺した気配を影が語る”、と言ったようなwest_riverさんらしい写真でした。“街に出ると私は消える”とキャプションで語っていたのも印象的でした。写真はwest_riverさんを倣って写した1枚。気配、感じられるでしょうか。



案内葉書に使われていた写真。上田親男さんの≪まなざし≫と言う作品。(だったと思いますが、メモを取ってこなかったので。違っていたら大変失礼いたしました。) 葉書をいただいた時、無垢なのにまるで何かを見透かしているようなその視線に、心奪われました。

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by sanaegogo | 2010-01-23 00:00 | art | Comments(2)
年明け1発目の授業

≪2009 December Yokohama≫


今日は年が明けての初めての授業でした。そうです。実は昨年11月からまた、学校に通って授業を受けてます。渋谷にある写真系の学校で、撮影ではなくて、画像マネージメントおよびカラーマネージメントをphotoshopを使いながらやってます。そもそもこのコマは、レタッチャーになりたい人とか、写真家や写真を生業にしている商業カメラマンのプロを対象に最後の補正・修正術を講義するものなんですが、photoshopの技術を学ぶだけではなく、どういう風に撮影されているか、どういう画像に仕上げることが求められているか、そのためにはどこを補正するか、など、つまり、『写真の見方』を説いてくれるところがとても面白く、とても興味深い。今期はたまたま集まった生徒数が少なめで6名、そのうち1人が既にプロとしてフリーで活躍されている人で、後の4人は本格的な機材で趣味で写真を撮っている人々、そして、駆け出しアマチュアカメラマン(ともまだ名乗れないような)私と言う構成で、ここに来た動機はさまざまなれど、写真が撮影された時の状況の推測とか、どこがマズイとか、発見したり説明されたりして、印刷に耐えられるようなフラットな画に仕上げるための診立てを学んでいるわけです。光と色の表裏一体性、構図、画面を幾何学的に掴む事、光源と影、色相、トーンカーブ、露出補正、色補正、画面のゴミ取りなど、段々と内容が自分の中でタイムリーな内容になって来て、ハマッてます。キヤノンの街撮りスナップの講座では、いくら補正をかけても拙(まず)い写真、破綻している写真はそれ以上にはならない、と言うことを実感したんだけれども、(プロの田口さんを除く)他の皆さんもそんな幻想を抱いているような事は勿論なく、かなり撮影はこなしている様子。私自身は修正していく過程を逆算していけば自ずとその状況下での撮影時のチェックポイントが判ってくる、なんて感じで楽しく学んでます。(そういう意味では学校のコース設置の本意からはズレたところに関心があるのかも知れないけど。) photoshopをマスターしたいのなら本を買ってやればある程度は出来るだろうけど、せっかく授業を開講するのだから独学では計り知れない『観る目』を養えるようにしたい、と言うのが先生のポリシーのようで、これも受講してよかったな、と思えるひとつだと感じてます。そう、授業ではMacを使ってるんです。Macは遥か昔、帰国したての時、就職用のレジュメとかを作るのにMacをこよなく愛する兄に借りて使ってましたが、今はマウスも右クリックが出来るものだし、これを機会に『バイリンガル』なんてのもありかも知れません。でも肝心なphotoshopを自宅に持っていないので、出来れば、欲しいなぁ・・・・。 あぁ、頑張って稼がねばなぁ、なんて仕事に対して自転車操業的な考えになりつつあります。これが、打ち込みたいものと実益が兼ねられるようなサイクルの人生には、私の場合、今現在なってないのがとても残念。2007年の4月から2008年の3月まで代官山のAITに通い、キヤノンの講座に通い、再びこの4月までフォトレタッチのコースに通い、時間が出来た私の『input熱』はいまだ冷め遣らず、ですが、果たしてoutputの時は来るのでしょうか。今後の自分自身にちょっとだけ期待しましょう。
授業が終わって、エレベーターの中で一緒になった田口さん、斉藤さんと新年会に出かけたんですが、新たな場には新たな交流があって、これもまた楽しいもんです。そんな日曜日でした。
(写真は、昨年の横浜撮影会の時のもの。 RGBにちなんで・・・・。)

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by sanaegogo | 2010-01-17 00:00 | art | Comments(0)
目黒川沿い ラウンジ ie (イエ)
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目黒川の川沿いに新しく出来たと言うこのお店は、桜の季節になったらきっと窓から様々な桜を愛でることが出来ることでしょう。ラウンジ ie (イエ)です。店内はガラス張りで、この日は平日だからか、とても寒い日だったからか、(と言っても年が明けてからずっと寒いですよね。)、お客さんは少なめだったにも係わらず寒々しい感じがしなかったのはきっと、白と茶色とシルバーを基調とした落ち着いた感じの店内とアンバーな照明が暖かさを醸し出しているからだと思います。ラウンジ、というだけあって、とてもゆっくりとくつろぐ事が出来ました。


この日のオーダー。 (またしても写真はなしなのですが。) それにビールとスパークリングワインをグラスで1杯。ワインをカラフェで2回。私は基本的に好き嫌いがあまりなくて、何でも美味しく食べるのですが、食の好みが似ているというのは、基本的にとても楽しいものですよね。 そう言う意味では、好き嫌いがない分選択肢が多く、得をしているのだと思ったりします。

ヤムヌア (タイ風サラダ)

ieの自家製ピクルス

ゴイベジ (野菜の生春巻き)

ソフトシェルのフリット ライムソースがけ

鴨肉のロースト 旬のコンポートを添えて

チーズの盛り合わせ


メニューを見ているとオリエンタル・フードが主体のようですが、お料理は美味しかったです。それに意外とリーズナブル。特にソフトシェルクラブは、思ったよりもきちんとした量が出てきて、蟹自身にも身がとっても詰まっていて美味しかったです。脱皮したての蟹、だそうですが、殻もサクサクでクリスピーで今度また行ったら、リピートオーダーすること必至のような気がします。
それにしても、『脱皮したての蟹』。食べられてしまって気の毒です。せっかく脱皮をしてひとつ上のステージに行くことが出来たと言うのに、拙腹に収まる運命が待っていたなんて、知る由もなかったでしょうね。あなたの分まで、あなたのエネルギーを取り込んで、これからは私が脱皮をします。脱皮を繰り返して、ひとまわりずつでも、すこしずつでも大きくなります。と、そんな事を思うほど、美味しかったと言う事で。

お店のHPにmakingの様子がレポートされてて、面白いです。【こちら】 私たちの座っていた角の席からとっても眼を惹いていたランプシェードは、artek社の「GOLDEN BELL(クローム)」。Alvar Aalto(アルヴァ・アールト)のデザインです。(こんな写真じゃ、申し訳ないですが。)



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by sanaegogo | 2010-01-14 00:00 | お店@恵比寿 中目黒 | Comments(2)
ラグジュアリー:ファッションの欲望 @ 都現美


東京都現代美術館、通称:都現美に、『ラグジュアリー:ファッションの欲望』を観に行ってきました。この展示会を企画したのは、講習会でお近づきになったWest-Riverさんのお嬢さんで、代官山のAITの講師もしていて、偶然そのお父様と後日知り合いになったのはとても楽しい経験でした。West-Riverさんは美穂子さんが企画した展示のチケットを時々送ってくださるのです。我が子の仕事を応援できるお父さんは素敵ですね。

『京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションから多角的な視点で精選した17世紀から現代までの作品約100点』だそうです。宝飾やアクセサリーを観せてくれる展示は時々あるけれど、洋服・服飾と言うのが面白かったです。ハイヒールのヒールの部分だけを集めたショーケースなどもあって、そう言ったものがまとまってコレクションされているのにも驚きました。足元のドレスで隠れた踵にまで当時の特権階級の人々は贅を尽くしていたんですね。

展覧会の構成は、
着飾るということは自分の力を示すこと Ostentation

削ぎ落とすことは飾ること Less is more

冒険する精神 Clothes are free-spirited

ひとつだけの服 Uniqueness

と言った感じになっていますが、冒険する精神の中では、コム・デ・ギャルソンの川久保玲さんの洋服を建築家の妹島和世さんがインスタレーションに仕上げ、写真家の畠山直哉氏がその展開図(と言うべき状態のもの凄いものでした)を撮りおろす、と言う、まさにクロス・ジャンル、クロス・メディアと言った、コンテンポラリーの面白いところが凝縮されていました。(写真はそのインスタレーションの様子) ちなみに、この川久保玲さんのシュールな服が脱がれた状態のものですが、洋服と言うよりは、ホント、展開図と言うべきもので、完成形からどうやってこの複雑なパターンを導き出すのか、(またはその逆)、どうやってそれをパターンナーに伝えるのか、川久保玲の抽象→具体・具現の思考回路に脱帽です。これはもう、デザインの域を超えてました。いち『デザイナーズ・ブランド』(死語ですか?)をとっくに超越してしまったんですね。
と、そんなシュールな感じもありながら、17世紀からのヒストリカルな部分では、女子としては心踊るものがあります。自分がその時代に生きているとしたら、どんな服が好みだったんだろう、などとふと考えました。フランス貴族から、アールヌーヴォー、アールデコ、それに近代ポップアートまで、洋服はその時代のシーンを映し出してました。興味深かったのは、現代のこの世の中でも隆盛を振るっている『盛り髪』。18世紀くらいの貴族たちも盛ってましたねー。盛り盛りでした。顔の2倍は盛って、その上に更に軍艦や馬車を載せてました。(これは、正直笑いました。) 『貴族社会の終焉。最後の悪あがき顕示。』と解説されてましたが、戦後の好調から一気に終息気味のこの2010年あたりに、女性の髪がまた盛り上がり始めた、というのもなかなか因縁を感じます。 もっともこの奇妙なコインシデンスは日本限定のもののようですが。
話をもどしますが、洋服は、まさに、時代の魁であるアーティストと伝統を守っていくアルティザンの力の結実、と言った感がありました。



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by sanaegogo | 2010-01-11 00:00 | art | Comments(4)
Frm. Tomomi Tanikawa, Brooklyn, NY


毎年恒例のようになっていますが、N.Y.の谷川嬢のGreetings Cardをご紹介したい、と。すっかり遅くなってしまいましたが、何せ、今年の新年は喪中の身、昨年の12月に皆様には年賀欠礼のお知らせをしたので、年賀状や年賀メールのやり取りはしなかったのですが、故人の旅立ちを悼み尊び、謹んで喪に服す日本の守られるべき風習だとは思いますが、それはそれで、亡き父には申し訳ないですが、私は今を生きる身、日々刻々と過ごしていて、この(去る)1年、結婚した友人、離婚した友人、転身、転居、子供達の成長ぶりなど、近況を伺えないのはとても淋しい、と感じてしまうのです。そんな訳で、谷川嬢からも今年はGreetingは届かなかったのですが、毎年楽しみにしていたので淋しく思っていましたがFacebookの中で彼女がCardをアップしているのを発見し、『またブログにあげてもよい~?』とお伺いをたててみたら、『もちろんっ!』と快諾が来たので・・・・。何だか今までさんざん事後承諾でやってて妙な話ですが、自分宛のメールに送られてくる時は私の裁量でやっちゃえーと言う感じで、事前にお伺いなどした事がなかったのですが、パブリックなところから引っ張ってくるとなると、何だか許諾を得るのが礼儀かな、などと考えてしまいまして。
そんな訳で、2010年のGreetings Cardです。今までのも素敵だったけど、私は最近のではこれが一番好き。見た瞬間、心の底から仄かに、『わあぁぁ~。』と言う感嘆があがってくる気がしました。仄かに、です。質感が変わりましたね。水の中でしょうか、日差しを浴びているのでしょうか、瑞々しい緑色の葉っぱ達の透け感がとても綺麗です。ゆるゆると伸びやかに伸びた枝葉のしなやかさが、何だか今の私の気持ちに響きます。今まで観せていただいたのは、ビロードのようなしっとりとやや重厚な感じでしたが、今度のは、とても透明感があって。そして、レタリング(今時はフォント、と言うのでしょうか。)がとても好き。柔らかいんだけどしっかりと迷いがなく、谷川嬢の気立てが良く顕れているような気がします。流石ですね。
今年は今まで以上に制作に打ち込む構え、との事。自分の表現を追及して極めて行くのは、簡単ではないでしょうが、応援しています。そんな気持ちになったのなら、今がその時なのだ、と思います。今しか出来ない事をその時できるように仕向けられたチャンスを、人は自然と自ずと与えられているのだと思います。

まったくの余談ですが、ブログ、やっと背景を白くしました。今使用しているPCはディスプレイが割りと明るく設定してあるんですが、ブログを引っ越す時、白いページに憧れて、一から作りこめる技量も知識もないので、一番イメージが近かったこれにして、後は文字色とか自分のイメージで出来る範囲で変更していたのですが、実は背景がかなりベージュだったんですよね。(色が飛んでるからその時は判らなかった・・・・・。) 姉のパソコンのディスプレイが割りと良いスペックのもので明るくても色の階調とか細やかなんですけど、それで見たら、あら、すごいベージュ。加えて仕事先で使っているパソコンは明るさに限界があり暗く、そんなので見るとすごくグレーと言うか、ブルーと言うか、色も再現してないし、がっかりだったんですが、年末年始、覚悟を決めて色々試しながら自己流でスタイルシートなんて書き直して変更出来ちゃいました。(思い立ってから苦節1年弱。) で、今は、展示室の壁のような白いページになってます。嬉しい。

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by sanaegogo | 2010-01-10 00:00 | art | Comments(0)
木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン

≪2007年8月撮影≫


東京都写真美術館に『木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし』を観に行きました。アンリ・カルティエ=ブレッソンは、2007年6月に『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』と題してMOMATでまとまった作品(写真のみでなくフィルムや絵画なども)が観られたのですが、これは見逃してしまっています。と言うか、その頃はとにかく時間に余裕が無い生活をしていたので、休みの日は必然的に他にやるべき事、やりたい事を優先し、『あ、行こうかな。』とは思ったものの、何を置いても観に行きたい、と言う強い衝動がなかった、と言うのが正直なところ。後になって『何故あの時行かなかったのか。』と強く後悔したものです。今回は木村伊兵衛との東洋との対比、相対性と言う観点で展示されたものですが、良かったです。手許に置いていつでも観たかったので、図録も購入しました。そして確信したのが、素直に単純に純粋に、『こんな写真が撮れたら、何て楽しいだろうか。こんな風に撮りたい。』と言う気持ちです。“スナップ・ショット”、切り取られた一瞬、何でもない一場面に人を惹き付ける力を付与すること、構図、構成、偶然性、直感で場面を選ぶ審美眼と説明できない感覚、観察眼、自分を意識させないこと、初めての土地やよく知らない人を深く見つめる事が出来ること、今居るその空間に受容されること、大きく見つめることの出来る眼と細部を見つめる眼を併せ持つこと、そんなこんなを思い巡らせました。
併せて1階の劇場で上映されていた『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』も観てきました。(映画公式ホームページ http://www.longride.jp/hcb/) スクリーンの中の彼は言います。『構図こそが命だ。』と。そして『写真家はとても短気、さっと仕事を済ませてさっと逃げる。』と。これは意外でした。かの有名な『サン=ラザール駅裏』も待って待って待ち倒した末の1枚、と言う訳ではなさそうです。少し構えて『そこだ、そこに行け、そうだ。今だ。』と言うのはあるみたいですが、長丁場と言うのではないようです。そこに居合わせた偶然はまさに天性の優れた反射神経のなせる業で、この人間の広い視野の中から印象的な構図を一瞥のうちに見抜いて切り取る技は、まさに本能、神業なのだと思わざるを得ません。
木村伊兵衛にしてもアンリ・カルティエ=ブレッソンにしても、写真は本当に面白いですね。その人の見つめていた世界が写真を通して伝わってくるから。そしてそれは、個人の個人的な視線、視点でありながら、決して独りよがりのプライベートなもので終わらない、他者に訴えかけ、写真を観る事でその人の世界観を普遍なものに感じさせてしまう力があるのです。何と言う事もないところに何かを見出し、形に残す。そしてそれは万人ウケすると言う意味ではなく、心のどこかが擽られる。感じ入りました。表現が多様化、多彩になってきた今、改めて、2人のシンプルさ、シンプルゆえに写真そのものの持つ力強さに心惹かれます。もうひとつレンズを買おうかな、と思っていたところでしたが、木村伊兵衛もカルティエ=ブレッソンも50mmで撮影していたと聞き、その表現力に圧倒されました。もう少しこのレンズで頑張ろう・・・・。
と、かなりencourageされ盛り上がり、昔の写真を引っ張り出してきました。Esquire Digital Photograph Awards 07-08で最終審査に残った思い出の1枚です。(以前もブログに揚げましたが、ex. blogではその頃には写真がここまで大きく載せられなかったので。) 実はこれ、携帯電話のカメラで撮ったものですが、もちろんトリミングはなし、です。こんな写真がイチデジでも撮れるよう、『そこに居合わせた偶然』運とそれを捕らえる力がもっとつきますように、と願って。
お口直しに、アンリ・カルティエ=ブレッソンからお気に入りの数枚を・・・・・。









© Henri Cartier Bresson / Magnum Photos


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by sanaegogo | 2010-01-09 00:00 | art | Comments(2)
昼間の月


昼間に昇った月。あまり考えた事はなかったけど、月はいったい何時頃から見えるものなのでしょうか。 2週間くらい前の月ですが、これは2009年の月。たった2週間でも去年の月です。(そう言う意味では毎日違う月ですが。)太陽は毎日同じ太陽だけど、月は毎日変化してるんですよね。神秘的です。
上海転勤から帰国して福岡に戻ってきた友人が、年末年始のお休みを利用してこちらに帰省するというので、年末に再会の会に出掛ける時の月です。
新橋のお店を予約したので、その前に銀座にある CHANEL NEXUS HALL で開催されている PHILIPPE MARINIG (フィリップ・マリング) の写真展に寄ってから出掛けよう、と思い早めに家を出て有楽町に行きました。写真展は、『動物王国の広大な庭を巡る知覚の旅となるでしょう。音や照明、色を駆使した展示空間では、写真家自身のアフリカでの体験が表現されるだけでなく、訪れる人を異空間へと導いてくれます。』との事だったので、“音や照明、色を駆使した展示空間”と言うのに惹かれ、シャネルの前まで行ってみたのはいいものの、NEXUS HALL らしきものに上がっていく階段と言うかドアと言うかが発見できず、煌びやかなシャネルの前を何度かうろうろするも、『まさか一度店内に入らないといけないのかも。』とビビる私。資生堂ギャラリーのような構造になっている(つまり、専用の入り口が脇のほうにある)のかと思っていたので、正面からセキュリティーのドアマンのいるようなお店に入っていくのももの凄い気が惹けて、『やめた。』と少しだけ銀座をうろっとして新橋に向かうことにしてしまった。『NEXUSとは結びつきと言う意味で、皆様に、アートとの出会い、そして人々との出会いがありますように。』とHPでは謳っているが、とても結びつきにくい、排他的なアクセスのような気がしました。せめてお店の正面に『写真展 4階で開催中』みたいなサインくらい出しておいたらいいと思います。(HPをチェックしたら、年末見たときは年末までで終わりになってましたが、会期が1月31日まで延びてました。今度はそのような心構えで、時間があったら行ってみて、その“音や照明、色を駆使した展示空間”を体感したいです。

この日待ち合わせしたのは、炭DINING 快 と言うお店で、同じく新橋にYUKINO と言う時々行くとても感じがよく美味しいお店の姉妹店にです。ほの暗いコジンマリとした店内で、カウンターとかでくつろいだ感じで、お料理もYUKINO同様、美味しかったです。写真は撮らなかったので、メニューだけでもご紹介を。

しらこポン酢

豚トロのネギ胡椒焼き

たらこの燻製 クリームチーズ添え

下仁田葱の炙り焼き

殻付き空豆の炙り

今日のおすすめプリン

ビールとワインで、すっきりとした内容でした。また今度、誰かを誘って行ってみようっかな。

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by sanaegogo | 2010-01-07 00:00 | お店@新橋 汐留 | Comments(4)