<   2009年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧
久々に頭にきた・・・・。
もう10日くらい前のことになるけど、久々にちょっと頭にくる事件があった。宅急便の不在届けがあったので、再配達を依頼しなきゃと思っていたんだけど、10月の中旬はちょっと日中忙しくしていて、落ち着いたら土曜日に配達してもらうよう電話しようと思っていた。それに、大概宅急便も2回か3回くらいはわざわざ再配達を依頼しなくても立ち寄ってくれるもんだし、横浜にいた頃も不在時配達通知が何枚かポストに入っていたりしたし、割と落ち着いて構えていた。ある日帰ったら、宅急便がひとつ届いていて、(それは姉宛だったんだけど)、『あれ?私のも届いてなかった?』同じ家に住んでるので、こういう時はその家に配達するものまとめて届けてくれるもんだし、不思議に思って母に訊くと、『そうそう、早苗のが届かないと思って、この(不在票の)電話番号に電話したら、もう届けましたって言うのよ・・・・。』と母は言う。『・・・・・?』『じゃ、それ、どこ?』と更に訊くと母は、『届いてないよ。』と。『でも、宅急便の事務所の人が届けたって言うんでしょ?』『そう。そう言われた。』『じゃ、どこに?』『受け取ってないのよ。』???だって、日中は母さんしかいないのに、母さんが受け取ってないんなら、届いてないんじゃないの?なんじゃそりゃ。と思いつつ、こういう事を解決する術を知らない母を責めても仕方がない。何だか、いやぁな気持ちを抱きつつその夜は就寝。翌日昼休みに佐川の事務所に電話してみた。『記録では配達完了になってるようなんですが、届いてないんです。調べてもらえますか?』しばらくして携帯に佐川から電話がかかってきた。『ドライバーに確認したら、21日の昼12時頃、2世帯住宅の手前の家のおばあさんに届けました、と言ってます。配達は完了したようですが・・・・。』『でも、家に届いてないんですよ。母も受け取ってないって言うし・・・・。』と食い下がってみるも、もう少し状況を整理しようと、腑に落ちない気持ちがむんむんしつつ、一応お礼を言い、家に電話。2世帯住宅で苗字もあってる。『お母さんに渡したって。受け取ってどっかに仕舞いこんでない?あ、それから、お母さん、“おばあさん”って言われてたよ。(笑)』『でも受け取ってないよ・・・・。』と母はかなり困惑した様子。『その日は家にいたけれど・・・・。』何となく、受け取ってそのまま私の荷物が突っ込んである倉庫部屋に仕舞い込んじゃったのを忘れちゃったんじゃないかと疑ってたんだけど、母は自分の記憶が欠落しちゃったんじゃないかと思ったらしく、かなり弱々しい声になってきた。まぁ、いくらなんでも、ホントに受け取ったとしても、ここまで話が出たら思い出すだろうけど、何かと勘違いしてんのかな、つまり、本当に配達は完了してるのかなとも思い、家に帰ったら自分でもう一度家捜ししようと思いつつ、電話を切った。暫くすると今度は母から携帯に。『家中探したけどそれらしき箱はないのよー。ホントに受け取ってないのよー。』悲壮な母の声を聞くと何だか可愛そうになって、家のファックス用紙を補充しておくように伝え、再び佐川に電話した。『あのー、本当に受け取ってないんです。母は困惑してます。配達完了してるって事は、母が判子を押してるんですよね?印影を確認したいので、家にファックスしてください。』と依頼をして電話を切った。仕事になりゃしない午後だった。すると今度は既に帰宅していた姉からメール。『判子うちのじゃなかったよー。』との事。なぁにぃ~?(←上がり口調で読んでください。) なんじゃそりゃーーー。すると図ったようなタイミングで佐川から電話が。事務所の責任者から。事の顛末は、近所に同じ苗字の2世帯住宅があって、(確かにある。)、そこのおばあさんに間違って配達をしてしまった事が、ドライバーがうちの近所まで確かめに来たら判って、(確かにそこんちのおばあさんは、見るからにおばあさんだ。)、返してもらいにそのお宅に行ったら、既に箱を開けちゃって、中を見たらそんなもの注文していないので、発送元に返送しちゃったのでその家にはもうない、と言われた、と言うのだ。再び、なぁにぃ~?(←上がり口調で読んでください。) なんじゃそりゃーーー。まず佐川のドライバー。戸建ての家に配達する時は、『○○さなぁえさんのお宅ですか?』下の名前も確認するもんだろうけど、それをしなかったらしい。次にそこのおばあさん。宛名も確認せずに箱を開けるかっ!?仮に年寄りで、宛名の印字が読めなかったとしても、家族宛に来たもんだったら、本人が確認する前に開けるかっ!?そして、そこんちの若いモン。おばあさんが間違って開けちゃったとしても、住所でうちだって判るんだから、わざわざ返送せずに、うちに事情を説明しに持って来い!そして、しらっと黙ってるのが信じられない・・・・。最後に佐川の事務のお姉さん。ドライバーの誤配達を疑う事もなく、『届いていない。』の訴えに通り一辺倒に『届けました。』としか対応できず、客が印影を確認したい、と自ら言い出すまで、そんな事も提案できんのかっ!何もかも頭にきた!帰宅する電車の車中、最も罪がない通販会社からわざわざ電話があり、丁寧に謝罪してくれた。『早急に再送しますが、入荷待ちのものなので、少しお日にちをいただいてしまいます。』先ほど佐川から電話が掛かってきた時、その責任者に『起こってしまった事は仕方がないです。でも、残数わずかの商品だったので、この事で手に入らないと言う事は絶対にないようにしてください。』と、超仕事モードで淡々と脅してしまったのだ。『あと、配達完了と記録上残っていても、届いてない、と言う明らかに何処かで何かがあったと言う状況に、通り一辺倒の対応しかしてもらえず、受取印を確認しますか、くらいの事はこちらからお願いする前に言っていただいてもいいんじゃないんでしょうか。』とぐさっと追い討ちもかけてみた。それで慌てて通販会社まで話が行ったらしい。
その商品が本日届いた。母ははじめ、自分が記憶喪失になったのではないかと情けなくなり、その後は、『おばあさん』と表現された事にかなり腹を立ててたが、ま、そのおばあさんは母の事ではなくて、荷物もやっぱり届いてなくて、ちょっと安心していた。私は、怒るとどんどん冷静になって、理詰めで畳み掛けてしまう自分のちょっと嫌いな一面とまた向き合うことになり、とても気分が悪かった。
ま、ミスは起こるものだ。それも、ケチがついたものと言うのは何故か、2重3重とミスが重なってしまうのは、良くあることだ。でもさ、よりにもよって、よってたかって、ここまでマズイ対応が重なるなんて・・・・。あと、父が逝ってしまって、日中一人で過ごすことの多くなった母は一人ではこんなに頼りなくなっちゃうんだなぁ、と言うのもあり、ま、色々な思いが交錯した出来事だった。



数日前、夜、月の灯りに照らし出されてた雲の波がとっても綺麗だったので・・・・。ちょっと粗いですね。肉眼ではもっともっと幻想的でしたが。

24902
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-30 00:00 | つぶやき | Comments(6)
カイのいる生活


カイです。ちょっと怖い顔ですが、凄んでるわけじゃないんです。眠くて眠くて眼がいっちゃってるんです。
茅ヶ崎に帰ってきて3ヶ月余りが経とうとしているけど、本当に色々な事がありました。気持ち的に大変な時もあったけど、そんな中でも私に心に平和をくれた事、それは、カイに毎日会えること。カイがうちに来たときは既に横浜で暮らしていたので、たまに帰ってくるだけだった私ですが、今は毎日帰ってくる私を不思議に訝しがることもなく、まー君がいた時のように、毎日大喜びで迎えてくれるととっても癒されます。がちゃがちゃと玄関の鍵を開けようとすると、りんりんりん(首に鈴が付いてます。真っ黒だから夜庭に出るとどこにいるかわからなくなっちゃうので。)と玄関に駆け寄ってくる音がする。ドアの隙間が開くやいなや、鼻先を突っ込めるようにぐりぐりしている黒い影が摺りガラス越しに見える。ドアが開くとシッポをぷりぷりと振ったカイがお出迎えをしてくれるのだ。かわいーのー。今更ながら思うけど、我家に歴代いた子達から比べると、カイは本当にちっちゃい。(柴犬くらい。) そして、とても繊細な子だ。ある程度物心が付くまで施設で育ったので、こんな風に開けっぴろげに嬉しい気持ちを表現するようになるのに、少し時間がかかった気がする。生来大らかでおっとりとのんびり屋だったまー君に比べると、ちょっとの事で傷ついてしまいそうなカイは、大事に大事に育てられて、結果とても甘えん坊になってしまった。(誇り高き勇猛果敢な甲斐犬の血が流れていると言うのに!) それでも結構なやんちゃ坊主で、家の中や庭を走り回っているので、夜ともなるともう熟睡状態。お子ちゃまだよねぇ。そんな訳で、熟睡しているところをいじくって起こしてしまうと、こんな風に目がろんぱって、あら~・・・・。



ちゃんとしてると、こんなにカワイイお目々なのよ~。




『ジィジはどこに行っちゃったのかなぁ・・・・・。』


24858
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-28 00:00 | つぶやき | Comments(0)
Tsunami Ebisu ~ツナミ~


恵比寿のこの通りを通る度にいつも気になっていたこのお店。ハワイアンレストラン Tsunami Ebisu ~ツナミ~ です。お店には松明が焚かれ、湿気のない爽やかな秋の夜な今夜あたりは、道に面した壁際のスライディングドアを全開にしても、風が心地よい感でした。予てからこのお店の前を通る度、『一度行ってみたいなぁ。』と思いつつ、ハワイアン、と言うとお料理のきっとバリエーションも少なめだし、和のテイストがありつつも(お醤油とか使用するのでね。)アメリカンフードであるし、誰が一緒に行ってくれるかなぁ、などと思案してみたりしてました。“ハワイアンフード”と言うくくりで言うと、誰がのってくれるだろうか、と。そんな時、ハワイ島の大自然とジャック・ジョンソンをこよなく愛するIGちゃんから、『お食事どうですか~?』と連絡をもらって、私の頭の中の回路がぴぴっと繋がったのでした。・・・・という訳で、本日はIGちゃんとハワイアンで乾杯!です。いただいたお料理は、アヒとアボガドのディップ、アンチョビキャベツ、牛のたたきTsunamiスタイル、ほうれん草ときのこのピッツアなど。私はビールを一杯目に呑み、トロピカルな感じつながりで、かつ体に優しそうなマリブミルクをいただきました。少し照明を落とした室内で、自然の風に当たりながら過ごす心地の良い夜になりました。IGちゃんは今度の12月に、お父さんのホノルルラソン出場に際して、応援部隊として再びハワイを訪れる予定だそうです。
お料理も悪くなかったし、松明などお店の雰囲気も良いのだけれど、いまひとつ、本格度が足りないと言うか、あと一息感と言うか、そんな物足りなさを感じてしまったのは、やはり、地元の良く行くハワイアンレストランの雰囲気が私の中でスタンダードになってしまってるからだろうなぁ。やっぱり、ロケーションでは適わないもんねぇ。そんなこんなで、私がご用達にしているハワイアン・キュイジーヌ・レストランのご紹介を・・・・・。


● Riki-Riki DELi ●
http://www.rikirikideli.com/
以前は住宅街の中で密かにやっていたんだけど、R134沿いのここに引っ越してきてもうどのくらいになりますか。地元のレストランとは言え、土日の夜ともなると、他所から来た人でいっぱいになり、入れるどころの騒ぎではない。カジュアルだけども割と味付けは本格的。盛り付けが凝っていて見た目にも楽しい。少し甘みのあるsoy sauceテイストのお肉のローストなんて、結構美味しいです。コナコーヒー、以前は飲めたけど、今はどうなのかな。実は最近行ってない・・・・。


● 珊瑚礁 ●
http://www.sangosho.net/
これは、ハワイアンと言うよりもポリネシアン、って感じでしょうか。カレーの名店です。 露出が高いR134沿いのモアナマカイ店の方が有名なんだろうけど、七里ガ浜の本店(通称:上の珊瑚礁)の方が雰囲気はばっちり。ビーフサラダ、アンチョビポテト、チキンとトマトのカレー、グァバジュースなどをよくオーダーします。(車で行くので、グァバジュースです。) どちらかと言うと、野趣溢れる雰囲気で、フラで言ったら『古典フラ』のイメージ。真冬でも半袖のムームー風の薄手のユニフォームで働く店員さんには脱帽。


● ロッポンギ J (ロイズ東京バー&グリル) ●
http://www.roysrestaurant.com/aboutroys.asp
(出来てからだいぶ経つけれど)、まだ行った事の無いパシフィック・リムの名店。ハワイ島のロイズでロブスタービスクとシーザーサラダを食べたのを覚えてます。ローカルな感じを前面に押し出した感じの多いハワイ島のレストランの中で、美術館の中のカフェのようなスタイリッシュな雰囲気だったのを覚えてます。パシフィック・リムを始めとし、ハワイアン・フュージョン・キュイジーヌとか、ハワイアン・リージョナル・フードとか色々な言い方があるけど、フレンチをベースに新鮮なアジアの食材や香辛料を融合した感性溢れる料理、との事で、ハワイのローカルフードを指すというよりは、キーワードは『融合』でしょうか。


24758
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-19 00:00 | お店@恵比寿 中目黒 | Comments(2)
Just married!


一旦シリーズ化(しかも勝手に・・・)したものは、完結させなければならん。・・・・と言う訳で、その完結編。10月のとある晴れた日曜日(本日)、まなみんのWeddingが執り行われました。何度か拙ブログで勝手にその動向をレポートしてましたが、いよいよ物語りはクライマックスを迎えました。今日は、愛を育んできた(照れますね、この言葉)それまでのお2人の終着地点、そしてそれは同時にこれからの人生を共に過ごす出発地点でもあり、これからも末永くお幸せに!と言うエールを、ささやかながら友人一同で贈ってまいりました。旦那様には、お話は予てから伺っていたものの、お目にかかったのは本日が初めて。榎木孝明さん似の優しそうな方でした。(例えば俳優さんの誰に似てるか、と形容するのは、私どもの悪い癖のような気がしますが、なかなかどうして、似てらっしゃいます。) ご両親も本当に嬉しそうで、時々感慨深そうに俯いているお父様の姿が印象的でした。

最後のご挨拶の時、まなみんが『これでやっと親孝行が出来た気がします。』と言ってましたが、ふと、もしもこの先自分の身にご縁があってこう言う場面を迎えられたとしても、こんな風に父親を安心させることは出来なくなってしまったんだなぁ、と、ワタクシ事ながら亡き父のことを思い、その言葉の重みをひしひしと感じてしまうのでありました。
ほろっとさせられる場面もありながら、お式と披露宴は終始和やかな雰囲気でした。まなみん、ウェディングドレス姿がとっても綺麗でしたよ~。深い赤がとっても似合う彼女なので、『赤いドレスも見てみたかったね~♪』なんて、勝手なことを囁きあいつつ、新郎新婦の真横の席を陣取り、(って、そう言う配席をいただいたんですが)、カメラを構え、カメラマンさんのお邪魔になりながらも、写真を撮って参りました。

そうそう、今日は余興(?)で新郎が手ずから焼いて、フランベまでしたステーキをご馳走になってきました。シェフの扮装(?)までして披露したパフォーマンスで焼き上がったお肉を4名の人に食べてもらおう!と言うのに見事当たって、この猫舌で食べるのが遅いワタシがもぐもぐとお肉を皆の前で食べる・・・・。あぁ・・・・。実は何故か、披露宴などでくじ引きとかで指名があって何かするとき、必ず、と言っていいほど、当たる。ここ3回、3連ちゃんである。前回は新郎新婦の似顔絵コンテストに出させられ、スケッチブックに似顔絵を描いて披露してきた。その前は、フィーリングカップル5対5に出させられ、恥をさらして来た。ビンゴの類は当たったことがないのに、この手の趣向があると、何故かこうなってしまう・・・・。そして今回も、嫌な予感がしつつも、ものの見事に・・・・・。ステーキ、ご馳走様でした。美味しかったで~す。
既に新生活を始めているお二人。いつまでも末永くお幸せにね。
(追記: 写真はね、無断掲載なので、小さく小さくしておきました・・・・。おめでたいことですし、許されたし。)

24638
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-18 00:00 | つぶやき | Comments(10)
若冲を堪能 ―皇室の名宝展―
上野の東京国立博物館に『皇室の名宝展』を観にいってきました。この日、代々木八幡で用事を済ませた後、上野まで足を伸ばし、到着したのは既に夕方、陽も傾きかけていましたが、閉館まで堪能してまいりました。もちろんお目当ては、伊藤若冲の動植綵絵です。どうして若冲を知る事となったか、その画にこんなに強烈な個性がありながら、きっかけは特に覚えておらず、いつの間にか自身の心の中に入り込んできて、魅了されている江戸中期の絵師です。動植綵絵とは、その名の通り、動物と植物が織り成す世界を当時、最高級の画材を惜しげもなく使用して、10年もの歳月をかけて描きあげ、そして相国寺に奉納されたと言う30幅の画で、それが一堂に会している展示室は圧巻の一言でした。


これがその展示室の様子。
(時々拝見する、『フクヘン』のページからお借りしてきました。)


実は、博物館の告知ページをよく読むことも無く、皇室の所蔵品の中に若冲が2・3幅ちょろっとあるのだろう、と思い込んで、それでも一度生で見てみたいと思って出掛けたのですが、30幅全てを皇室が所蔵しているとは存じあげませんでした。相変わらず不勉強でドジな自分を反省するも、とても感激の誤算(と言うのだろうか、この場合・・・)でした。“近年人気の高い”若冲と言うことで、足を運んできた人は殆どこれを観に来ている様子で、また、ここで初めて知った人ですらきっと、その眼を見張るばかりの美しい画面と、単体でも並べてみても迫ってくる迫力に、足を止めて魅入ってしまい、結果、その展示室だけもの凄い人だかりなのに、遅々として列が動かないのでありました。大々的な復元が行われたと言いますが、それにしてもその発色が素晴らしい。精緻な作業は画面だけでなく、その裏や、顔料や染料で色を置いているその下地などにも丁寧施されていて、深い深い色の立体感を醸しだしています。確かな観察眼によるデッサンを描写がありながら、決してただの写実的な技巧的な対象模写だけに留まらず、若冲の『印象』がどの画にも一様に顕れています。
と、まあ、こんな事は今更ワタシがここで語らずともきっと、美術家の大家達に語りつくされて来ているでしょうが、やはり、生で観られたのはとても貴重な機会でした。その色の鮮やかさ、(鈍い色彩の放つコントラストの鮮烈さ)、筆の運びなど、『秀逸』そのものです。そして、若冲がそこに与える躍動感。30幅観終わった後は、スポーツ観戦でもしたようなうっすらとした疲労さえ感じました。
さて、他にも必見のお宝が数多くあったのでしょうが、自分の中ではすっかり、『皇室の名宝』展ではなく、『動植綵絵』ご開帳、と言う位置づけになってしまいました。ショップに行くと、若冲だけの図録があったので、熱気にあたったように購入すべく購入してしまいました。カードも購入してきたので、また個々の作品はご紹介できるかと思います。

畢生の大作を観終えた後、見上げた夕暮れの空・・・・。 風が涼しいですねぇ・・・・。



24530
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-10 00:00 | art | Comments(0)
アンリ・カルティエ=ブレッソン
本日は、この夏で『日々是繁忙』生活に終止符を打った松のお疲れ様会(内輪ですけどね。)が催された。青山通りの裏にある、琉球チャイニーズ TAMA。比較的早い時間から集まったんだけど、みるみる内に店内は混みだしてきて、気がつけば、立ち呑みの人々もいるではありませんか。お料理は、琉球チャイニーズと銘打っているが、沖縄の素材を使いつつ、特に中華料理に特化したものでもなく、バラエティーがあって楽しかった。かつて沖縄出身の友人に『沖縄検定3級』と罵倒(?)され、バハマから帰国後、毎年彼の地に足繁く通ってちょっぴり通ぶっていた鼻をへし折られた感がトラウマ化している私ですが、今日の3人の中では、ま、そこそこかしらと、いくつかお気に入りのものを選んでみた。島らっきょうは新鮮だったし、ラフテーも美味しかった。田芋のなんとか、と言う1品があって、『田芋』と言うワードに反応し、『わーい、どぅるてん食べよう!』と注文したとき、そう、確かにお店の人が、『あ、これ、てんぷらじゃないけどいいですか?』と言っていた気がする。程なくして運ばれてきたキャセロールに入ったグラタン状のものを、『何か、このグラタン、味が薄い。スパムが全然入ってない。なんか、芋を磨り潰したような食感、これは何?』などと、てっきり一緒にオーダーした『スパムのグラタン』だと思って食べていたワタシ。これを知られたらまた、『だから沖縄検定3級・・・・』と言われてしまいそうだ・・・・。
3人でビールを3杯、ワインを3本。結構呑んだな。お店に行くとよく、そのお店の人と何だかんだと会話をするんだけど、そんな中で、ここんちは、結構良かったぞ、と思った。と言うのも、ワインを選ぶときとか、瞬時にこちらのレベルと言うか、加減と言うかを察知して、それにあったRecommendをしてくれたように思う。素人を馬鹿にするような態度とか、達人にくどくど説明してプライドを挫いたり、と言ったようなことがないように思う。お店の雰囲気で、きっと人気店になりますよー。ついつい3本も空けちゃいました。
気がつくと、会えばいつも似たような話をしているけど、その時々の各々が置かれている状況や心境や立場などが微妙に変化していて、今日は今後の松の意気込みなどで話は盛り上がった。

そんな流れで、久々に登場したのが・・・・。

《サン=ラザール駅裏、パリ、フランス》 1932年
(C) Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos


アンリ・カルティエ=ブレッソン。そして、敬愛する1枚、である。 「決定的瞬間」を捕まえるのに長けていたと言うこの写真家のこの1枚。個人的には自分の好きな写真の要素がびっちりとつまっている。瞬間・写り込み・動作の軌跡・ぶれ・背景とのアンバランス感・偶然性、などがそうなんだけど、この偶然性と言うのが、全く偶然にここに居合わせたから、と言う訳でもなく、計算しつくされた偶然性、つまり必然だと言うから脱帽である。雨上がりの駅裏で、こんな偶然を想定してひたすら待つ事が出来る日常とは・・・・・。・・・・よく働くサラリーマンじゃ、無理ね。もしくは、彼の場合、神懸り的にこう言う偶然を呼び込める、反射神経の良さでは天性の人だったのかも知れない。・・・・そんな人はよく働くサラリーマン、やってないね。本当に世の中、『発注』のないところで、物事に打ち込む事はそうそう容易いことじゃありませんねぇ。

24506
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-09 00:00 | お店@青山 表参道 | Comments(2)
朝の喧騒に思ふ


この日、横浜の方で人身事故(40歳代男性の飛び込み自殺だったようです。)があり、朝からダイヤが大荒れ。バスを降りると駅前のペデストリアンデッキの方まで人が溢れかえってるのが見えた。ここ10年余り、ここら辺界隈の人口増加は目覚しく、もともと田舎の小さな細いホームだった駅にもの凄い人が通勤時間帯に押し寄せる。茅ヶ崎から通ってます、と言うと、都内の人はすごく遠くから遥々、と言うイメージを持つようだけど、ここら辺に住んでいる人は、1時間電車に揺られての通勤も当たり前。毎朝、200%に達しそうな乗車率の長い長い15両編成の電車が5分おきに発車して、東京方面に大量の人を送り込んでいる。考えたらもの凄いダイナミズムですね。人が捌けていかないとホームには入りきれなくなって、最近では電車が止まると警察が出て、改札で入場規制が始まる。この日もそんな感じで、他の路線に捌け口のない駅がごった返していた。以前はこうなるとよく友人と連絡を取り合って、電車が落ち着くまで駅前でコーヒーでも啜って待っていたもんですが、この日は六本木で仕事のお客さんと合う事になっており、そうも落ち着いていられず、何とか電車に乗り込もうと改札近くまで人並みを押し分けて進んでみた。以前は、『だのに、何故、歯を食いしばり、君は行くのか、そんなにしてまで~』と、早く走らせろ、と駅員とモメていたサラリーマンを見ながら思っていた。『行かねばならぬ』と言う気持ちだけで、何であんなに必死になれるのか、なんて不思議な感じすらしていた。自分ではいかんともし難い状況で、それを説明しても許されない事態ってあるもんなんだろうか、と。例えば、プレゼンとか、大切な場面に参加出来なくなったとしたら、それは、自分抜きになっても致し方ない、進めちゃいましょ、という判断でその場面が進んでしまうのであって、それも実力や期待度の顕れなのでしょう、なんて、高慢ちきな考えがあったんだと思う。こんなに頑張ったんだから、自分抜きになるのは嫌だっ、と言う、熱い思いが滾るような事もなかったのかな。他の人に迷惑がかかる、と言う済まない気持ちより、『こうなっちゃったんから、そこにいるあとの人で上手くやってよ。』みたいな感じ。うっすらと、自分の落ち度ではない、と言う気持ちが・・・・。流石に今は、多少の責任感もあるので、連絡を取って事情を説明。待合わせを1時間ずらしてもらえる事になった。今まで幸い、『あっそう、ならば結構です。』と言う状況に陥ったことが無かったのは幸いだったのかも知れない。
私の乗ったバスが着いたとき、既に改札にも近寄れない人々でごった返してたのに、人並みを上手い具合にするするとすり抜けて、だいぶ後から来たのに、あっという間に、比較的抵抗も受けず、改札前まで進んで来れてしまった。何とかして六本木まで行くために、『相模線で厚木に出て、厚木から・・・・』なんて頭をぐるぐるするも、余りにも選択肢が無いので、このまま何とかして東海道に乗るしかない。などと考えていたら、電車が1本だけ来て、あれよあれよと言う間にホームに入れてもらえる最前列の人の波に乗り、長時間の足止めを食らうことなく、電車に乗れてしまった!
横浜に住んでいる時だったら、こんな時、市営地下鉄に行ってみたり、そこでも駄目だとみなとみらい線に行ってみたり、関内から出られずに右往左往した事が何回かあった。そう、選択肢が多いと、人は翻弄されるのだ。次々と選択肢を潰し込み、迷い、迷った挙句、決断しても、『これは駄目。じゃ、次。』みたいに徒労を重ねて時間ばかりくってしまいがちなのかもしれない。『茅ヶ崎を出るには、この状況を打破するには、この目の前の人だかりに何としても食い込んで、上手いこと東海道線に乗ること。』それだけ。選択肢がないと、その目の前の状況に食らいつき、頑張るもんなんだなぁ。と、そんなことを思った朝の出来事でした。
帰宅したときは、いつもの駅に戻っていて、皆さん、朝の喧騒も忘れ去ってるようでした。



24485
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-08 00:00 | つぶやき | Comments(2)
小田嶋さん・・・・
オフィスに小田嶋さんという人がいる。今まで何度か企画書を書く時にご一緒しただけで、そんなに良く知り合っている方でもないが、ある日帰りが一緒になった。駅の階段をホームへと降りていると、後ろから追い抜かれたのだ。Baldでメガネをかけた人、それが小田嶋さんなんだけど、後ろからさーっと至近距離で抜かされていったのに、『お疲れさまっ!』の一声もかけてもらえずに、“なんて、イケズなのかしら・・・・・。”と。まぁ、ガン無視された訳で、ちょっとショゲた。後ろから見たら、私のこと気がつかなかったのかも知れないし、ま、そんなもんだろ、と、その件はそれですっかり忘れてしまった。
今日、遅いお昼を済ませた後、デスクに戻るのにコーヒーでも買って帰ろうと、タリーズに寄ってみた。ふと気が付くと、ワタシの前に小田嶋さんが並んでいた。あのBald Headとメガネの小田嶋さんだ。時計を見ると午後の2時を回っていて、“こんな仕事の真っ只中みたいな時間帯に、コーヒー飲みに来る感じの人なんだ・・・・・。”と思いつつ、ふっとずっと前にガン無視されたのを思い出した。けど、真後ろにいるのに、全く知らぬ振りは、いくらなんでも失礼でしょう・・・・、と思い、『小田嶋さん』と後ろから声をかけた。ところが、ところがである。再びガン無視。さすがにこれはワザトではない、と思い、自分の中に入り込んでいて外の気配にとても疎い人もいるし、きっとそう言う人なんだろう。と気を取り直し、左後ろから少しだけ耳の傍で、『小田嶋さん』と再び。ところが、ところがである。再びガン無視である。こんな風に大胆に人の事を無視できるのはただ者、ただ事ではない。無視どころか、自分に対して呼びかけている人がいる、と言う気配にも全く気を払わないのは殊更だ。きっと耳が遠いとか、そんな特別な事情があるのかな。 ちょっとだけ馬鹿馬鹿しくなって、そのままお会計を済ませて、店内の椅子に移動してく小田嶋さんを後ろから見送った。眼中にもない様子だった。
オフィスに戻ったら、なんと、小田嶋さんが、いた。既に・・・・。 あれ? あれ? 良く見るとタリーズの人の頭髪の状態の方が進行していたような気がしないでもない。 タリーズの人のほうが、もう少し、ちゅるっとしていたような・・・・。ん? 人違いか? でもあれは、小田嶋さんだったけど、でもここに小田嶋さんがいるって事は、あれは小田嶋さんじゃなかったんだよね。でもまあ、あの至近距離で無視されて、ちょっとびっくりしていたので、その誤解が解けただけでも、安心した。他意はないのよね。
その日仕事が終わって、駅の階段をホームへと降りていくと、視線の先に小田嶋さんがいた。Bald Headでメガネをかけている。昼間の事があったので、目を凝らして見てみると、それはやっぱり小田嶋さんではないようだった。『やっぱ、似てる人、いっぱいいるんだぁ』と思いつつ、やってきた電車に乗り込むと、視線の先に小田嶋さんが座っていた。 Bald Headでメガネをかけている。世の中には、こんな人がいっぱいいるんだ・・・・。改めて思い知った出来事だった。

さて、ワタシの中で、Bald-Headの雄姿と言えば、この人、イアン・ムーアさん。英国人のモデルさんで、“ぴぴっとセンシング”のオムロンやガスパッチョのフレミング、最近ではナビタイムのCMなんかに出ている。




オムロンのCMに出ていたこの画像は、すでに公式ホームページからは取り下げられていて、My PCのサーバにのみあるレアものです。日本語の発音も完璧で、素敵でした。



それと、この方、エド・ハリス。本名はエドワード・ハリス、らしいですね。“エド(Ed)”を既に自分のscreen-nameにしているのかと思ったら、Edwardと名乗っている記事もみられました。



そしてなんと言っても、最後は、そう、Stingさまです。 (ハゲではないかも知れないけど・・・・。)


何だか、3人とも、とても似てますね。付け加えると、この手のappearanceに魅力を感じると言うわけではなく、“thinning hair”と言うカテゴリーで拾ったら、こうなったわけです。

24402
[PR]
by sanaegogo | 2009-10-01 00:00 | つぶやき | Comments(4)