ピカソとクレーの生きた時代

Bunkamuraで開催されてる、『ピカソとクレーの生きた時代』展を観てきました。今回回覧している作品を収蔵するノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館が改修工事で休館してるので、大々的にコレクションがやって来ました。“ピカソとクレー”と言っても、“20世紀のはじまり”と言うサブタイトルが示すように、ピカソとクレーだけではなくその同世代の作品が展開された展覧会でした。(個人的には、別に“ピカソ”を引き合いに出さなくてもよかったような気もしますが・・・・・。) ともかく、ピカソ、クレーの他には、マティス、ブラック、シャガール、マグリット、マン・レイ、ミロ、カンディンスキーなど、ワタシが親しんだ作家では、そんなラインナップです。個人的には、カンディンスキーをもう少し観たいなぁ、という感想です。休館中の美術館を紹介するビデオを観ると、カンディンスキーの作品がちらちらと写ってたけど、それらは今回は来ていなかったです。それでも友人から『カンディンスキーは、音を色で表現できた。(色に置き換える事ができた。)』なーんて神秘的なエピソードを教えてもらったりして、3枚の絵の前での滞留時間は思いの外長いものに・・・・。
クレーはやはり充実していました。その柔らかい色彩には思わず魅せられてしまいます。表現主義とか、シュールレアリズムとかの話ではなく、感じた事を臆せず言うと、クレーの豊かな色彩、だけど優しいそのグラデーションは、1914年の春から夏にかけてのチュニジア旅行で感銘をうけたから、と言うエピソードを読んでちょっと興奮。やっぱり、チュニジア行きたいっ! チュニジア行ってインスパイアされたいよ~っ!
温かみのある色彩とや●や▲■で形作られた現在のイラストレーションやデザインにもつながる不思議でキュートな世界。タイトルの付け方もとてもメッセージ性があって、『直角になろとする、茶色の△』とか。何故? △は△のままでは嫌だったんでしょうか? そのままでもいいのに・・・・。
さて、クレーを堪能した後は、青山の方までぶらぶらする事に。どこに入ろうかなぁ・・・・、とショップをちらっと散策した後にやって来たのは、青山のNOS。久々、ミッド・センチュリーな感じのダイニングです。246をちょっと入っただけなのに、結構静かで落ち着ける一角です。店内も暗く、何だか雰囲気的に憚られたので、店内での撮影は控えましたが、スペースの取り方とか、とても落ち着ける感じ。



お料理はどれも、奇を衒ってなくてとても美味しい。そして何だか良心的。これは、菜の花と筍のグリル 焦がしバターソース。春だし、旬のものをいただこう!旬の野菜はエネルギーがあるから、美味しくてかつ、力が湧いてくる感じ。エネルギーをもらおう! “焦がしバター”が美味しかった。ドリンクは、カイピリーニャを見つけてそれを注文。ゲルマン系のクレーを観に行ってラテン系のカイピリーニャってのも何だかミスマッチな気がしたけど、ま、よしとして・・・・。ただし、ここのは、ピンガではなくてラムだったので、粗くなく、明日に残る心配も、なし。店を出る頃には混みあって来ていて、右のテーブルも、左のテーブルもアパレル関係の方々の合コンのようでした。エネルギー充填して、頑張れよっ!



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by sanaegogo | 2009-03-18 00:00 | art | Comments(2)
Commented by Frida at 2009-03-22 11:22 x
NOS、気に入っていただけたようで嬉しいです。
多分さなぁえさんの好みだろうなーと思っていたので。
(二軒目は、ちと余計でしたね。ハラが12分目ぐらいになってしまいました。)

クレーは丸くなった(?)時代の作品の多さにちょっと驚きました。
個人的には、紹介ビデオに出てきた、カンディンスキーやポロックも観たかったですねぇ。
(そうそう、N社の方によろしくお伝えください。)

ちなみに、カンディンスキーの『音が色で見える』のはれっきとした(?)神経障害で共感覚(synesthesia)と呼ばれているものなのですよ。
Commented by さなぁえ at 2009-03-24 01:58 x
>Frida
クレーの世界への誘い、ありがとうございます。 思ったより出展数が多くて、堪能しました。
油彩画と言うクラシックな手法なのに、コマーシャリズムのニオイもして、
興味深かったっす。
『サイノセシア』(?)と言うのかしら? そうでした、そう言ってましたね。
Wikiってみたら、学部の頃のオトモダチが大好きそうな内容でした。
それを『神秘的』とあらわすとはっ! キョウジュに怒られそうです・・・・。


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