こころの眼 L'Imaginaire d'après nature.
e0168781_23555230.jpg


今日はもう3月3日で、恐ろしいほどのバックデート&遅筆になってしまいましたが、この日、アンリ・カルティエ=ブレッソンの「こころの眼」を観に行って来ました。

アンリ カルティエ ブレッソン Henri Cartier‐Bresson
こころの眼 L'Imaginaire d'après nature.
2013年1月8日(金) ― 2月10日(日)
12時 ― 20時
CHANEL GINZA NEXUS HALL

最近自分の変化も鑑みて、以前は自分が写真を撮る事に精一杯でそれに尽力してましたが、ここ1年でかなり色々(自分としては)新しい作家・写真家を知ったりして。 写真展といえば20代の頃キャパやこのブレッソン、ドアノー、ブラッサイ、マン・レイ、エリオット・アーウィットなどを観に行ったりしてはいたものの、そこで流れが止まっていた感じもあるので、今となっては、例えば『写真撮ってるの。』とか自分の事を言い、『どんな作家が好き?』と聞かれ、『ブレッソンとかブラッサイ。』とか答えると前世紀の遺物と思われやしまいか?というような懸念を持ったりしてました。(思えば、みんなモノクロでフィルムがメインの人たちだ。) その後、色々な同時代の写真家を知るようになり、ワタシの中のアーカイブもかなり増えてきましたが、やっぱり思ったのが、月並みですが好いモノは好い、好きなものは好きだと言う事でしょうか。 これを観に行って、数年前に観た時と何か感じ方が違ったりするのかな、色褪せて見えたりつまらなく見えたりするのかな、などと思ってたのですが、古くから親しくしていた友人に久しぶりに再会したような、そんな気分になりました。 そしてこれからも、『好きな写真家は?』と聞かれたら、『ブレッソンとかアーウィット』と胸を張って言おう!と思いました。 好きなモノは増えるけど減らないのです。逆に言うと色々と以前よりは知恵がついた今でさえ、ブレッソンはワタシの中で色褪せてはいなかった、と思える写真展でした。
今回の写真展では、「決定的瞬間」 「ジャーナリスト的旅の写真」 「アーティストのご友人のポートレイト」 など、数は少なかったですが ブレッソンが網羅されてましたよ。展覧会名は彼の実際の著書からとられていて、決定的瞬間を撮影するに至った彼の撮影術(カメラの操作の事だけでなく)の軸となっている幼少期からの彼の『眼』を書き下ろしたものです。今はしょっちゅうは会えないけれど、昔大好きだった大切な友達。今では自分の心を占めている時間も少なくなってはしまったけど、決して忘れる事は出来ない懐かしい恋人。そんな感じの空間でした。

CHANEL GINZA NEXUS HALL:
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2013/hcb/





55952
[PR]
by sanaegogo | 2013-02-05 00:00 | art | Comments(0)


<< Robert Mappleth... 内田ユキオ氏が語るPHOTOG... >>