GW 鎌倉の旅


GWは近江の国から久しぶりに上京してきたIGを伴って、相模の国の日本開闢以来始めての幕府所在地、鎌倉を案内して来ました。ランチに選んだのはそう、ロンディーノです。地元に住んでるとGWみたいな混んでいる時に鎌倉、しかも正攻法で横須賀線で鎌倉駅から攻め込む事など無いんですけど、ワタシも気持ち良い気候の中、昼酒なんてのを嗜みたかったので今日は電車で行く事にしました。ら、物凄い人なんですねー。江ノ電でロンディーノ最寄の稲村ガ崎まで移動したのですが、JR鎌倉駅から江ノ電に乗り換えるのにも長い長い行列が出来ていて、正直びっくりしました。 『行列の出来る駅』すごいな。
いつもは車で行くロンディーノ。 ここは老舗のとっても素敵な気持ちの良いタベルナです。ワタシの10歳離れた兄貴の世代(もっと前からか?)から、ここら辺でデートと言えばロンディーノ。子供の頃、両親が外出して子供達だけで夕食を食べるときなど、兄貴は弟妹達を連れて、ここより少しはファミリー向けの珊瑚礁(勿論『上』のね。)に連れて行ってくれたりしたはしたものの、「ここも美味しいよ。」などと言いつつ、ロンディーノには私達とは決して足を踏み入れようとはしなかった。きっと彼なりに家族と混ぜこぜにしたくない素敵な思い出が沢山あったのでしょう。 その気持ち、解ります。 オトナになってからワタシもデートにちょくちょく使わせていただきましたから。
ロンディーノもそれなりに混んでいて、(でもここはGWにも良く来てたので、だいたい予想はついていたけど)、並んだりしましたが、まだこの時は陽気もよかったので、地元のワタシは列で順番待ちを担当。IGには稲村の方まで散歩でもして来てー、と。楽しんでもらえたようでよかったです。
店に入ると窓側の席に通されLucky! 喉も渇いたので何かまずは呑もうかと、リモンチェロをソーダで割ってもらってごくごくと。 結構これ強いのですが、口当たりが良いのであっという間にグラスが空に。 ここんちは前菜やデザートを頼むとカウンターにあるショーケースを促されて、自分で見ながら選べるんです。 前菜を摘みながらグラスは2杯目に。 ま、ここはビールでしょう。



食事も楽しく済んだ頃から、にわかに空が掻き曇り、見たら土砂降りの雨。ここのところの天気の不安定なのはこの頃から予兆があったのですね。 今出ても濡れるだけだし、外を見たら屋根の無いところで並んで待っているお客さんもいなかったので、デザートをいただく事に。 ワタシが選んだのはこのサバランのようなブランデーがたっぷりと浸してあるケーキ。ティラミスと迷ったのですが、このひたひた感に誘われてしまいました。



ケーキとコーヒーをいただいているうちに雨も止んできたようですね。そろそろ出かけるとしましょうか。



海に雨が降っているのを見られるのも地元ならでわの粋な事だなぁ、とワタシはいつも思います。 雨粒が海の上に降ってきて海と交じり合うのです。 水が水の上に降るって、ちょっと不思議な感じがしませんか。 外に出ると沢山の雨を降らせていた雨雲がぽっかりと裂けて、青空が覗いてました。 まさに『覗いている』って感じです。




観光客ばかりだからとんと寄り付かなくなった鶴岡八幡宮。 ベタな観光でもやっぱりここは見せたいな、と思い、再び江ノ電にのって鎌倉へ。 いざ、鎌倉!です。
私自身、とっても久しぶりに訪れた八幡宮。 行きは小町通りを人ごみでもみくちゃにされながら人並みをかき分けるようにして進み、八幡様前の交差点まで辿り着くのに、店を覗きながらもあったのですが、大分時間がかかりました。 高校生の頃よく立ち寄ったクレープ屋さんのコクリコやピロシキのお店 露西亜亭などは健在。でもこの露西亜亭、記憶に間違いが無ければ、昔はテイクアウト専門ではなかったような。 ボルシチとか食べた記憶があります。八幡様の前は小さいながらもスクランブル交差点になっていて、渋谷とかと比べると小っちゃいので、ゼブラゾーンに無理があるような・・・・。



どんどん進んで、公卿の大銀杏の前に。樹齢は千年以上と伝えられて、源実朝が甥の公卿に暗殺された時、公卿が隠れていた、と伝えられています。だから隠れ銀杏とも言われています。2010年に強風が吹いて、何と!倒れてしまったのですよ! これは、2007年に西湘バイパスが台風で崩れちゃった時くらいの衝撃が走った出来事でした。



根っこの部分が辛うじて残っていて、もともと銀杏があった所の隣くらいに移植されていて、その切り株からも、地面に埋まった大銀杏オリジナルの根っこからも、小さい小枝が真っ直ぐに延びてきていて、倒れはしたものの、その生命はまだ健在と知り、安心しました。 多くの人の馴染み深い大銀杏のもとの姿になるまでは、あと1,000年かかりますが、また元気に緑の葉を付けてくれる事を期待します。



ここまで来たらお参りをせねば、と参道の階段を登り始めたのですが、こんなに急でしたでしょうか。こんなに高かったでしょうか。 記憶が曖昧になってしまうほど、最後にこの参道を登ってから歳月がたってるんでしょうねー。山門からは若宮大路の大鳥居や、由比ガ浜の海が見えます。今年の冬はこの社の裏手にある鎌倉アルプスを縦走してました。あの時の事から考えると、やっぱりこのくらい高い岡の上にあるって、そうか、と納得。 これからのワタシの行く末の安泰をしっかりと祈願して参りました。
本当は竹の庭でお抹茶が飲める報国寺や鎌倉五山のひとつ建長寺なども案内してあげたかったんですが、ここまで時間をたっぷり使ってしまったので、今度は若宮大路をぶらぶらしながら鎌倉駅へ。超ダイジェストな案内振りですが、改めて鎌倉は素敵な町です。 IGは江ノ電の駅や電車の車体や走る感じが、叡山鉄道にそっくりだ、としきりに言ってました。古都繋がり。どこか似たような空気感を持ってるんでしょうね、きっと。



鎌倉から渋谷まで移動。あと1名合流して渋谷で再会の杯を交わす事になってます。 渋谷までは湘南新宿ラインで乗り換え無しで1本。 ホントに昔からは考えられないほど便利になりました。 参道の屋台でおつまみにしようと銀杏を買っちゃいました。 渋谷の待ち合わせ NOS ORGのお兄さんに じろじろ疑わしい目で見られながらも、メニューにない銀杏をしきりに割って食べる私らでしたが、『大丈夫。ピスタチオに見えるから。』って、おい。ピスタチオもメニューに無いから。近江→相模→武蔵と旅したGW、IGちゃん、如何でしたか?
(因みに渋谷のNOSの人に訊いたのですが、やっぱり青山のNOSは建築法に違反してて営業が続けられず、ビルを建て替えてもあそこには戻ってこないんですって。 とってもカッコイイ ビルだったのに、残念です。)

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by sanaegogo | 2012-05-04 00:00 | traveling in Japan | Comments(2)
Commented by Char at 2012-05-13 22:54 x
江ノ電も鎌倉もやっぱりいいですね!この海の写真いいですぅ。写真見てたら波の音がきこえてくる気がします(^^)鶴岡八幡宮の木、ちょうど2010年の春に行ったときは倒れる前で見れたんです!あと1000年かかるんですねぇ。
Commented by さなぁえ at 2012-05-15 00:19 x
>Charkoさん
温故知新と身近なものの再発見。
鎌倉にはそんな要素が詰まってると思いませんか?
時々訪れると 『やっぱりいいなぁ』なんて思います。
今度 ロンディーノでランチしましょうね! (秋谷のDONも素敵だけど・・・)


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