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鎌倉アルプス縦走 踏破!
ちょっと思い立って、鎌倉にハイキングに行って来ました! 鎌倉と言えば紅葉や桜、紫陽花など季節毎に明媚な風景が見られますが、ワタシが見たかったのは冬木立。山路に分け入って、かさっかさっと枯葉を踏みしめて歩きたくなったんです。この日は良く晴れて日差しは出てたんですが、気温は低く風は冷たく。でも、山歩きで少し汗ばんだ額に当たる冷たい風が気持ちがよかったです。

この日辿ったコースは、
明月谷登山口 勝上嶽展望台 十三岩の展望 八百やぐら 天平山山頂 天園 獅子舞 永福寺跡 鎌倉宮
「鎌倉アルプス」 (← 大袈裟でしょう・・・・(笑)) とも呼ばれている尾根路を歩くコースで、要所要所で鎌倉の海を臨む事が出来ます。よくよく考えてみたら、日本の一時代を築いた源氏の都なんです。古の丈夫(ますらお)もこの山路を駆け抜けたのでしょうか。源頼朝が鎌倉の地を幕府として選んだ理由は、正面を海、背後の3方を山で囲まれた自然の要塞だったから、と言う話を聞いたことがあります。なんてったって、自然の要塞ですから。 『散策』よりももっとハードな感じもあったりして・・・・(汗)。



明月谷の登山口。
明月院の脇から急勾配の坂道になって、気がつくと高い木立の山に入っていたのに気づきます。




一気に頂を上がると暫くは平坦な路が続きます。




勝上嶽展望台から臨む富士山。
この日は空気が澄んでいてとても良い天気。 富士山も丹沢・箱根の山々を従えて一際優美に映ってました。
「いよっ! にっぽん晴れ!」
やっぱり、"富士はにっぽん一の山"ですね。


  


山路がなかなか険しくなってきました・・・・。




木立をぬって陽の光が薄暗い山路に入り込んで来てます。
影を眺めてるのも面白い。




十三岩の展望。
と言っても自然の岩なので、よじ登るのみ。




十三岩の展望から由比ガ浜、材木座が一望できます。
この位置は鶴岡八幡宮の真後ろに立っているらしく、海から真っ直ぐに延びる若宮大路を見る事が出来ます。




天平山山頂を抜けて獅子舞に入ってくると、足下には枯れてしまった楓や銀杏の葉がたくさん落ちていました。
ここは紅葉のシーズンはそれはそれは美しいそうです。
こんなにふんだんに落ち葉が残っていて、これが紅や黄色に染まっていたなら、さぞ綺麗なんでしょうねー。
見てみたい。




獅子舞と言う名前の由来は、うずくまった獅子の形をした奇岩がそこかしこに点在するから。
二階堂川の源流伝いの谷の道を経て、下山。
暫く歩くと永福寺跡の薄野原に出ます。
何やら造成をしてましたが、ワタシはこの何でもない薄野原が良いと思うんだけど。

慣れない足でゆっくりゆっくり歩いて3時間あまりの山歩きは終了。「鎌倉アルプス」、踏破して参りました!実はそもそもは雪の高野山の山道を歩いてみたい!と言う希望があったんだけど、問い合わせたら結構本格的な装備と慣れが必要との事で計画変更。でも身近にこんな場所があったなんて、改めて発見。楽しかったです。今度は別のコースを訪れてみよう!

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by sanaegogo | 2012-02-09 00:00 | traveling in Japan


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