桑田佳祐 宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~ 上映会


もう2ヶ月も前の事になっちゃいますが、東日本大震災の半年後の9月11日(そしてその前日の10日)に桑田さんが宮城でライブをしましたよねー。ワタシはこの時期激動の中にいたので、チケットが取れたとしても行けてたかどうか判らないのですが、この日、みなみのお宅でそのライブの上映会がありました。ライブが開催されたこの日は震災の半年後でもあり、期せずして911の追悼日でもあり、世の中には時として多大なダメージを被る出来事があり、それは悲しい事に世界の何所かで時を経て勃発してしまい、絶える事がない現実を思うとやりきれない気持ちになります。
『"音楽"にどれほどの力があるのか』と悩んだ、と桑田さんは言っていますが、その言葉が顕している通り、『復興支援』とか『応援』とか、そんなある種上から目線ではなくて、自分が病気になった時にただ心を寄せて励まして貰えた事が嬉しかったので、そんな風に自分も恩返しとお礼をしたい、と言うような趣旨にシフトしようとしていたのは、照れ屋で時に弱気な桑田さんらしい表現だと思います。会場は震災の後で遺体安置所にもなっていた場所だそうで、『こんな場所で不謹慎だと思われるような事も、自分らしくありたいので、敢えて敢行!』といつものようにエロいおふざけなども交えつつも、ホントに熱心に唄ってました。
ま、言わずと知れた『地元の星』なので、デビューの頃からのオールドファンなのですが、彼の影響力が世間で大きくなればなるほど、ビッグになればなる程、謙虚な姿勢を身に着けているような気がしてます。「実るほど 頭を垂れる稲穂かな」まさにその言葉がぴったりです。ワタシの性格上、ファンだからといって無条件に全面肯定は出来ない性分なので、今まで、『駄目だな。』と思ってしまう期間も勿論多々ありましたが、伝説の茅ヶ崎ライブのあたりからでしょうか、彼は変わりましたね~。一生懸命なステージを見せてくれるようになった気がします。節目的に思い出すのは、あの茅ヶ崎ライブと2003年のライブです。彼はあの時確かに変わりました。振り返るとその時私はよっぽど感激したらしく、年賀状にこう記してます。(以下、その時の引用)
― 年末には桑田佳祐さんのライブを見に行ってきました。先立って行われたポール・マッカートニーのライブを見て、桑田さんはとても感銘を受けたそうです。ポールに触発されたのか、東京・札幌と私が見た2回のライブでの真摯な桑田さんのパフォーマンスに、私は非常に感動してしまいました。ギターを演奏し、熱唱する、ただそれだけの事なのですが、桑田さん(サザン)の普段のライブではあまり見られない『ミュージシャン』としての彼の本質を目の当たりにして、とてもとても感激した訳です。何が言いたいかと言うと、ふたつあって、ひとつめは、まだこの世の中に、人に多大な影響を与え何かを変えてしまうようなインパクトある出来事と言うのは、日常のなかに存在するものなんだなぁ、と言う事。それとふたつめは、言葉にしなくても、一生懸命やる、と言う事は案外、人に伝わるものなのだ、と言う事です。そんな事をを改めて感じさせられてしまった訳です。―
(茅ヶ崎ライブの時は、本当に何度も何度も今では彼の定番になった『ありがとね~!』を繰り返してました。)
集まった東北の方々には、そんな桑田さんの姿を通して、決して置き去りにはされていない、と言うメッセージを受け取ってもらえたのだと思います。個人ではどうやっていいのか判らなくても、こう言う機会があって、とにかくみんなで集まって元気を出そうとライブを聴きに全国から集まる事で行動とした人も沢山いると思います。そんな求心力があるからこそ、やっぱりこう言う人が率先して動く事が何よりの機動力に繋がっていくんだと思います。だから、桑田さん、『どれほどの力があるのか』などと悩まないでくださいね。
自分としては、「MERRY X'MAS IN SUMMER」と「月」がまた聴けて、嬉しかったです!
以下、演奏曲です。
01. 青葉城恋唄
02. 現代人諸君!!
03. いいひと 〜Do you wanna be loved ?〜
04. SO WHAT ?
05. 古の風吹く杜
06. MIYAGI LADY BLUES 〜宮城レディ・ブルース〜
07. MERRY X'MAS IN SUMMER
08. スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
09. BAN BAN BAN
10. 風の詩を聴かせて
11. 月
12. 明日晴れるかな
13. 栞のテーマ
14. My Foreplay Music
15. LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜
16. NUMBER WONDA GIRL 〜恋するワンダ〜
17. EARLY IN THE MORNING 〜旅立ちの朝〜
18. 明日へのマーチ
19. ハダカ DE 音頭 〜祭りだ!! Naked〜
20. 銀河の星屑
21. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
22. 本当は怖い愛とロマンス
23. Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜
<アンコール>
24. それ行けベイビー!!
25. 月光の聖者達
26. 祭りのあと
27. 希望の轍
もうちょっと古い唄も欲しかったかな・・・・・。Keisuke Kuwata とROCK AND ROLL HERO からもう何曲か・・・・。
(これは言わんでもよい事なのですが、この先サザンが復活しても、桑田さんのソロでも、「TSUNAMI」をステージで唄ってくれるようになる日が早く来ればよいね、と皆で話していました。)

桑田佳祐 宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~
http://www.sas-fan.net/kuwata_2011summer/



46285
[PR]
by sanaegogo | 2011-11-05 00:00 | music | Comments(0)


<< いとう食堂 「背中は何を語る」 >>