ツリー・オブ・ライフ


ツリー・オブ・ライフ、観たかったんですよねー。久々に100%予定が入っていない土日で、これから9月の忙しさも加速してくるであろう事が予測されていて、ゆっくりしたかった気持ちと、調べると16日以降の予定は出ていないので、恐らくこの映画が観られる最後の土日だろう、と言う事で、暫し葛藤したんだけど、これ以降は仕事に穴も開けられないので、躊躇しているくらいならば休む事にして。9月末の仕事が終わったら、また上映館を移して暫くはやるだろう事を期待したのだけど、結果は、もうDVDでしか観られないみたい・・・・。
ツリー・オブ・ライフは、アメリカの永遠のテーマのような「父と息子」「親子」と言った心理的な葛藤と機微を題材にした映画で、映画監督、脚本家それに哲学者でもあり、ジャーナリストとしても活動していたと言うテレンス・マリックの監督した話題作です。テレンス・マリックは寡作の巨匠として有名らしいけど、何よりも哲学者であり、哲学の教授としてMITでも教鞭をとっていた、と言うのが関心を寄せたひとつの理由かな。(大学では心理学を専攻していたワタシです。)心理学と哲学は別物なのですが、少なからず哲学的考え方のプロセスなどにも関心があって、あとは単純にショーン・ペンとブラッド・ピットだから、と言うのがあって、とにかく観たかったんですよね。
レビューを観ると賛否両論であるみたいですが、この賛否はどういう人達の間で語られるかに寄っても大分違ってくると思うので、あんまりアテにはしない事として、作品は聖書の世界を題材に取りつつ、ショーン・ペンの内省と回顧、それと生命が誕生してからここまでの壮大な変遷・歴史のようなものが、相互に織り成されて綴られていると言う事です。その脈絡に何かしっかりとした理屈とストーリー仕立てを見ようとすれば、散漫で漠然としたものになるし、全編そのものを直感的にそのものとして捉えようとすれば、そこにはテレンス・マリックの神や生命に対して哲学的に真理を追究しようとしているメッセージに溢れている作品となる、と、観る人の観方によって色々と印象・感想が出てくると言った映画のようで、本当に観たかったです。
思えば観たい映画を逃すのは今年はこれで2回目。とある土曜日に友人とヒア・アフターを観に行く約束をしていたのですが、その金曜日にあの震災がありました。当然、その土曜日は予定は見合わせたのですが、落ち着いてリスケをしようとしたら、ヒア・アフター、軒並み上映打ち切りになってました。何でも本編の中で津波のシーンがあるので、それで色々な事に配慮して劇場では上映がされなくなったそうです。
ロードショーが終わっても何処かでやってないかなー、と探したりしたんですが、インターネットのご時世になって、『ロードショーが終わっちゃったけど観たい映画が何処でやっているのかな』的な調べものがし難くなったような。雑誌の『ぴあ』とか、懐かしいですねー。 新宿歌舞伎町のシネマスクエアとうきゅうでまだやってるみたいので、終わらないうちに行けるといいなー、と思ってます。
ツリー・オブ・ライフのレビューです:
http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1313471397005/pid_1.html
http://movie.nifty.com/sp/tree-life/

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by sanaegogo | 2011-09-10 00:00 | movie | Comments(0)


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