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ルーニィ・247フォトグラフィー 作品研究会修了展


この(約)半年間、この3月から、四谷3丁目のルーニィ・247フォトグラフィーの篠原さんのところでやっている作品研究会に出てました。「自分のやりたいことをハッキリさせる。」と銘打って、これまで撮ってきた写真を持ち込み、作品の志向とか、数ある写真の中で何を選んでどう観せるかとか、そんな事を考える研究会です。撮影技術や撮影機会の選択の向上を目指すのではなくではなくて、作品講評と講義を繰り返しながら、自分のやりたいこと、興味の方向性を明確にすることを目指して、選んだ写真の並べ方や額装、適切な観せ方のディテールを考える会です。その修了展が8月2日(火)から始まります。今日がそのための最後の講座でした。

ルーニィ・247フォトグラフィー 作品研究会修了展
8月2日(火)~ 8月7日(日)
http://www.roonee.com/about/accese/

参加したのは5人。グループ展ではないので共通のテーマとかはなく、バラエティーに富んだ感じになってると思います。
出展者は・・・・。
① 上野や荒川の風景や空を撮っている人
② 中途半端でちょっと間の抜けた感じの人物・風景を撮っている人
③ これまでやってきた山岳写真、山の風景写真に疑問を感じて、自分なりの画を模索している人
④ 身近な環境の中で自分の心に触れるものを撮っている人
⑤ そして私
の5名です。
私は一体どんな人なのかというと・・・・、結局この講座の期間ではこれまでの傾向とかこれからのテーマとか、そんな大それたものははっきりしなかったのですが、これまで撮ってきた写真の中から気に入ったものをプリントしてたものを持ち込んで、その中でも結果、比較的情報量の多い、そして光と影、反射、コントラストが(やっぱり)とても気になるようになり、今回はそんな感じのものを並べる事にしました。(写真は最後の最後まで迷って、最終的に(O型特有の)一瞬のカンで外してしまった1枚です。) 今回のために撮ったものは1枚もなく、ブログにアップしている写真も多いですが、どれもプリントした方が断然よく、そして観て欲しいので、よろしかったら、(暑い中ですが)、お越しください。パソコンだと個人の環境によって写真の見え方が違ってくるので、これがこの写真なのです!みたいな「決め」のものを観ていただきたいのです。
日にちも時間も場所もばらばらの7枚ですが、最後は篠原さんが並べてくれて、やっとまとまった感がありますが、今回の事で、気に入っていても勇気を持って外すことの難しさを感じました。自分で選んでるだけだと、あれもこれもになりがちで、他にも壁にかけたかった写真はあるのです。また逆に言うと、例えば今回敢えて外したこの1枚もいつか出せる機会が来るとといいなー、と反対の発想も生まれて来るわけです。
さて、ハナシを戻して、私が一体どんな人なのかというと、ま、強いて言えば、「気持ちが反応した風景を無意識と直感で撮る人」とでも言っときましょうか。アンダーシリーズ、オーバーシリーズと(勝手に自分で呼んでますが)ある中で、今回はアンダーなものを。それぞれの時の、その情景を捉えた視線を感じていただければ幸いでーす。

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by sanaegogo | 2011-07-13 00:00 | art


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