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お仕事について


9月の末から10月3日の日曜日まで、岐阜に出張に行ってました。ワタシが2008年の夏まで所属していた業界で言うところの『現場』ってヤツですが、ワタシは8日間、最長の人員で11日間、いやー、長かったです。さて、2008年までワタシが一体何をして来たのか、ご存知の方も多いかと思いますが、職業に名前で言うとしたら、『国際会議コーディネーター』でしょうかね。そんな業界も世の中にはあります。知らない人にはとても伝わりにくい職種だと思うのですが、『コンベンション業界』と言うのが世の中の裏組織みたいに存在するのです。平たく言うとイベント業界、だけどそれともちょっと違う。この度の岐阜の案件の主催者は、この手の国際会議の主催には珍しく、会合の模様を一般にも見られるようにWebで公開しているので、珍しいこともあるものだと思いつつ、ちょっとご紹介。


2010年の本日現在はまだオープンですが、そのうち見られなくなるかも知れないです。

プロの記録カメラマンさんを手配して記録写真を撮ってもらうのも仕事のひとつなのですが、このカメラマンさんはいつになくドラマチックな感じで色んなシーンを押さえてくれてます。会合に参加する人は、まぁ、当たり前のようにここにやってきて色々議論を白熱させるのですが、この『場』を成り立たせるためには、それはそれは膨大な事前準備があるのです。印刷物を作り、告知用の公式ホームページを作り、新聞に告知を出したり、事前登録のデータベースを作り、プレゼン用の音響・映像機材を手配しコーディネートし、バックボードを作成し、施工してもらって、各パーティー・晩餐会のメニュー決めやアトラクションの選定、手配、その他もろもろ、ソフトからハードまで、一手に引き受けて準備します。(はぁ、結構挙げたら色々ありました。)
仕事は決して嫌いではなかったし、自分でも合ってると思ってたし、人にも向いていると言われることが多かったですが、何せ激務で。言うなれば、仮想メモリまでいっぱいいっぱいになりそうで(この例えが適切かどうかはいまひとつ信憑性がないですが)、やっぱワタシはアソビの部分がないとやっていけない性分なのです。ブレーキパッドが磨耗しまくり、事故を起こす前に辞めました。今はもといた会社で仕事量を調整させてもらいつつ、バイトをして糧を稼ぎ、今後を模索している状態ですが、何処かでこんな人材を活用してくれるところがあったらなぁ。結構何でも出来ると思いますよー。

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by sanaegogo | 2010-10-09 00:00 | つぶやき


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