Taylor Deupree @ NADiff Gallery [テイラー・デュプリー]




NADiff GALLERY
UNSEEN
Taylor Deupree Photo Exhibition at NADiff Gallery
4.15 [thu]―25 [sun] 12:00―20:00 Entrance Free

『12kは数少ない米国のエレクトロニカ系レーベルのなかで、飛び抜けてセンスのよいレーベルです。
12kの主宰であるテイラー・デュプリーは、サウンド・アーティストであり、グラフィックデザイナーであり、写真家でもあり、自身が12kのCDのアートワークを手がけていて、まさに音とアートの比重が半々の、きわめて現代的なアーティストです。
坂本 龍一』

(excerpt from Nadiff Website)





エレクトロニカ、ミニマル・ミュージック、アンビエントと呼ばれる音楽ジャンルの先駆けであり、グラフィックデザイナー、写真家でもあるテイラー・デュプリーの写真展です。と言っても私自身、『エレクトロニカ』と言うジャンルがあると知ったのは最近の事。最近はエレクトロニカにハマッていると言う友人のiPodを聴かせてもらって、『これって、ミニマルとかアンビエントとかじゃないの?』『そうそう、そうも言う・・・・』と言う会話をしたのを覚えてます。(ワタシの中でアンビエントっぽい、と言えば、ホットヨガのスタジオでいつも流れている感じ・・・。) テイラー・デュプリーが撮りためていた日常のポラロイドや劣化したフィルムで撮影された心象風景のような劣化した現実風景が展示されています。個人的に『劣化した記憶の中の風景』とか『薄れる記憶を掘り起こした中に浮かび上がる情景』『記憶の風化』みたいなものにとても惹かれていて、壁いっぱいに並べられたポラロイドの数々にはとてもインスパイアされました。無意味なもの無機質なものにイレギュラーな変化が加えられて、観る者の中に意味有り気に感じられたり、有機的な感情を呼び起こされたり、年月をかけた化学変化は観る側に一瞬にして化学変化を起こし、つい近年の情景であるのに、切なさや心の底にある懐かしさのようなものを感じさせてくれます。そんな世界観、空気感に年月と言うフィルターをかける事に勝るものはないのでしょうか。今すぐにそんな情景を描き出したいとしても、時間が経つのを待つしかないんでしょうか。
NADiffでは、デュプリーのレーベル12kのCDのプロモーションもしていて、ギャラリーには柔らかな透明感のある、そして、春の暖かい日ではありましたが、冬の張り詰めて澄んだ空気を思わせるサウンドで満たされてました。






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by sanaegogo | 2010-04-18 00:00 | art | Comments(0)


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