夜に蠢(うごめ)く・・・・


monica_goatさんを労う会。そんな会が催された雨の金曜日だったけど、有楽町の人影は疎らなのね。こんな高い所から街を見下ろすこともあんまりないけど、いい眺めでした。遅れて駆けつけた私は1軒目の鶏鍋には間に合わず、2軒目、ハードネゴシエイションの末確保した席は意外にもいい席でした。
歩行者の信号が青に変わると、わっと動き出す人たち、車道の信号が変わるとわっと動き出す車、そんな地上の動きとは関係なく、好き勝手に行ったり来たりする新幹線や列車。夜の街は動いてますね。
思えば、私は夜の写真が多い。(当たり前かも知れないけど。) 先日、渋谷でのミーティングの時、その時隣に座っていたMさんがPCを持ち歩いて、Webにあげてある写真を見せてくれた。新宿の夜を森山大道風にコントラスト強く撮っているのだという。『さすがに夜ばっかですね。』『やっぱり昼間働いてるとね~。』やっぱりそうなるよなー、と何となく納得しました。私は夜の、こんな風に動き回るものが好きで、結果、こんな写真も多いかな。



地元のバス停で撮った1枚。雨の日にターミナルに蠢く人や車、目玉を光らせてあちらから低い唸ったエンジン音を響かせてこちらに向かってくるバスたち。ぐるぐるとロータリーを渦巻く小虫のようなタクシーの群れ。東京からの電車からどっと降りてきた人たちを一斉にバスやタクシーが浚って行って、駅から吐き出された人たちは、一定の間隔で、溜まったり消えたり、溜まったり、消えたり。でも、こんな雨の日はタクシーの長い列が出来て、列が長くなったり、短くなったり、こんな時間なのに、その日の電車が終わるまで誰も居なくなってしまうことはまず、ない。


≪2007 Dec. Hong Kong≫


これは香港での1枚。以前出張で行った時ので、やっぱり撮影したのは現場終わりの夜。(海外だってのに、やっぱり夜ですか。)トリムのターミナルはそれこそ、人が絶えることがなくて、まさに不夜城という感じ。

こんな風に、夜に蠢く人が残す軌跡(でもないか、ブレてるだけだな。)が作り出す、ちょっとした時間の流れを閉じ込めるのが好き、なのである。

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by sanaegogo | 2010-03-26 00:00 | art | Comments(0)


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