Dr. パルナサスの鏡 ―The Imaginarium of Doctor Parnassus―


"The Imaginarium of Doctor Parnassus" 観て来ましたよ~。期せずして、全く意図してなかったんですが、初日に映画を観たのなんて・・・・・、ん~、思い出せない、初めてかも。と言うことで、ここでストーリーについてあまり触れてしまうと、ネタバレになって非難を受けると言うことに気づき・・・・。『あり』か『なし』で言えば、私は『あり』。『好き』か『嫌い』かで言えば、私は『好き』です。過去ログのどこかで触れたような気がしますが、個人的にはあまり甘いファンタジーがキツ過ぎるのは好みでないので、しかしながら、割と歪んだファンタジー好き、と言う意味では、おぞましく、竹箆(しっぺ)返しを受け、手酷い仕打ちを受ける、(Mr. DERACINEの言葉を借りれば)毒のあるストーリーでありながら、映像はどこまでも美しい、そんな世界観がとてもよかったです。ヒース・レジャーだし、これを観た後、『The Brothers Grimm』も観てみたかったな、と今更ながらに思いました。大道芸やドサ廻りの旅芸人、見世物小屋と言う世界の何か陰に籠った雰囲気も物語の重要なエッセンスだったと思います。現実の世界の埃臭さ、煤けた薄汚い感じとImaginariumの深い内部、奥底の澄みきったいかにも非現実的な幻想のコントラストも見事で、とても観応えがありました。
ちょっと風邪気味のような気がして、今発熱する訳にはいかない事情の私は、葛根湯を飲んで出かけたのですが、(葛根湯って眠くなるんでしょうか)、突然の物凄い睡魔に襲われた一瞬があったんだけど、その時まさにジョニー・デップが登場し、そのささやき声にたちまち眠気は吹っ飛び、そしてうっとり。ヒース・レジャーが逝ってしまった後、ジョニー・デップ、ジュード・ロウと言う豪華メンバー(敢えてコリン・ファレルは外してみました。)で、皆さん互いになんら遜色ないほどオーラを出していましたが、やはり、ジョニー・デップは声が素敵なんですよねぇ・・・・・。あの少し空気を振動させるような囁きVoice。短かったけれども、ジョニー・デップのスクリーンでの存在感は凄かったです。あぁ、囁かれてみたい・・・・。
テリー・ギリアム作品は、これで3作目でした。私の観た過去2作は、未来世紀ブラジル Brazil (1985)と12モンキーズ Twelve Monkeys (1996)。フィッシャー・キング The Fisher King (1991)は観に行こうと思って観逃してるのを今知りました。あれもテリー・ギリアムだったんですね。
ヒース追悼の意味も込めて、『観に行かれるべし』です。

全く余談ですが、
私の周囲では、
このジュード・ロウ、
『春日』みたい・・・・、
ともっぱらの評判です。


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by sanaegogo | 2010-01-24 00:00 | movie | Comments(4)
Commented by Y男 at 2010-01-27 16:49 x
敢えて、コリンさんをはずすところがさなぁえさんらしいww
それにしてもこの映画、お金かかってますね、、、
キャスト考えただけでも大臣会合を2回くらいできそうですねww

ちなみに奥さん体調不良でダウン。
昨日は会社お休みしましたよ。
葛根湯もってくればよかったぁ
Commented by yorinka at 2010-01-27 21:33 x
私も絶対これ観る!!
Commented by さなぁえ at 2010-01-28 01:13 x
>Y男くん
観終わったとき思ったんだけど、物語の構成を筋道立てるために、きっと実際はヒース・レジャーが演じてた部分を丸々カットした場面もあると思うのよねー。 (鏡の中に入ると顔が変わるってストーリーだったから・・・・)
なので、きっと後から"Making 秘蔵映像"なんて蔵出しがありそうな気がする・・・・。
映像がとても綺麗でした。
(費用の例えはどうかと思うけど・・・。)

Y子さん、お大事にねー。
3ヶ月ちょっとでしょ? きっとお疲れが出たのねー。
Commented by さなぁえ at 2010-01-28 01:17 x
>yorinkaさん
観て~っ!!
ジュード・ロウは今まで見た事のないような顔で演技してました・・・・。
(満面の笑み)
貴重なカットです。


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