人気ブログランキング | 話題のタグを見る
今年最後の桜を見に
毎年、桜の季節になると気持ちが浮き足立ってしまう。今年はフライングあり、途中苦戦したけどあっという間に満開になって、あっという間に散ってしまった。『桜の写真なんて沢山あるから今年はもういいわぁ。』と思いつつも、落ち着ず気持ちがもぞもぞと動いて、最後の桜だ!とばかりに山手の方に出かけてきました。昨年は“空と桜”とか、“これぞ桜の花”と言ったような接写とかを沢山撮影したので、今年は“妖しい桜の木”や“群れて咲いてる桜”をテーマに、引きの画をもう少し。イメージ的には東山魁夷画伯のじんわりと滲んだ点描画のような写真、ですかね。来年はさらなる幽玄さを求めて、“桜月夜”“朧月夜と花明かり”“宵桜”などに是非挑戦!、したいけどその前に、三脚買わなければ、です。

桜の道>

ところが、完全にもう遅かったらしく、山手の桜は既に葉桜っぽくなっていて、淡く薄紅色に染まる、と言うよりも、ソメイヨシノはとっくに終わり、元気いっぱい眩しい新緑、っていう感じになってしまっていました。


『落し物ですよ~っ』
季節の忘れ物ですね。



『落し物ですよ~っ』
切ない眼をしワタシを見上げていました。遣る瀬無い感じ・・・・。



『落し物ですよ~っ』
???? この人はここからどうやって帰っていったのでしょうか。



『落し物ですよ~っ』
あぁ、こんなところにも。しかも、これからの季節のヤツ。取りに来て~。


花の盛りの山手の街の喧騒振りがなんだか見えてくるようです。

桜吹雪Ⅰ>

季節の落し物と言えば、花びら。こちらもそう言えるかも。一番好きなのは、見上げると咲き乱れ、そしてはらはらと舞い落ちる花吹雪、なんだけれども、しばらく構えてみるも、風に舞う花びらをまったく追えず。それこそ三脚が必要なようです。

桜吹雪Ⅱ>

訳もなく心が騒がしくなる季節ももう終わりです。

20709
by sanaegogo | 2009-04-10 00:00 | つぶやき


<< Mu's show i... アクセスを探して・・・・・ >>